Audiokinetic社、iZotope社との提携を発表

WwiseでiZotopeエフェクトの利用が可能に


2012年2月20日 カナダ モントリオール– Audiokinetic社と iZotope社は、Audiokinetic Wwise製品に対応したiZotopeエフェクトのAudiokinetic社による配布を目的として提携することを発表しました。2012年3月リリースのWwise 2012.1バージョンから、コンボリューションリバーブとアルゴリズムリバーブ技術を組み合わせたモデルリバーブと以下のような6種のTrashプラグインエフェクトが搭載されます:box modeler(ボックスモデラー)、delay(ディレイ)、 distortion(ディストーション)、dynamics(ダイナミクス)、filters(フィルター)、multiband distortion(マルチバンドディストーション)。


「Audiokinetic創設以来、プラグイン開発者たちによるツール統合が可能なエコシステムをWwiseの周囲に開発したいと思っていました。iZotopeのパートナーシップ参加により、Wwise ユーザーのゲーム制作のために最良のサードパーティー製エフェクトを提供するというAudiokineticのコミットメントを確認しました。」と、Audiokinetic 社セールスおよびビジネス開発担当副社長ジャック・ドゥボー は述べています。

また、iZotope社のビジネス開発ディレクターであるアレックス・ウェストナー 氏はこう述べています。「Audiokinetic社のような大手ミドルウェア開発会社との提携を通じて、当社リアルタイムサウンドデザインツールやプラグインをより広い範囲でゲームオーディオ分野プロフェッショナルの方々に提供できることを非常に喜んでおります。Wwiseで直接使えるようになる当社の主力技術によって、オーディオのプロに長年信頼されて来た高品質サウンドをゲーム制作者の皆様にもご活用いただけます。」

Audiokinetic社について

2000年に設立されたAudiokinetic社は、ビデオゲーム産業向けのパワフルかつフレクシブルなオーディオソリューションを提供しています。受賞オーディオパイプラインソリューションWwiseは、オーディオ制作に新しいスタンダードを築き上げようとしています。このコスト効率に優れたミドルウェアは、生産性を高めながら開発プロセスを簡素化し、ゲーム体験を劇的に高めるために必要な柔軟性、ツールセット、ワークフローなどをゲーム開発者に提供します。

Audiokinetic社は、カナダのケベック州モントリオールに本社を置いています。
www.audiokinetic.com

iZotope社について

アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジを拠点とする研究主導型のオーディオ信号処理専門会社です。同社のハードウェア製品、ソフトウェア製品やオーディオ技術は、趣味的ミュージシャンからグラミー賞受賞者にいたるまで何百万という人々に50カ国以上において使用されています。iZotope社は、プロフェッショナルおよびコンシューマ分野向けの革新的なオーディオ技術開発に焦点を当てており、このコア技術は、数々の賞を受賞したその製品ラインや、コンソールビデオゲームやモバイルプラットフォームなども対象とする幅広いライセンシングプログラムを通じて、顧客に提供されています。

Wwise向けiZotopeエフェクト詳細は http://www.izotope.com/wwiseをご参照下さい。

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