BaseHead, LLCはユーザエクスペリエンスと機能の向上を目的として、2025年バージョンのbaseheadに幅広い拡張機能を組み込みました。Strataユーザが注目すべき点は、AudiokineticのREAPERツールスクリプト「Open in Associated REAPER Project」が新たに「Explode in REAPER Project」と名称変更されてbaseheadに組み込まれていることです。
Explode in REAPER Project
baseheadの「Explode in REAPER Project」機能は、メタデータを利用してStrataからレンダリングされたファイルを識別します。右クリックするだけで、選択したファイルの親のREAPERプロジェクトが開きます。カーソル位置が自動的にソースメディアアイテムのファイルに対応するタイムライン上の正確なポイントに移動するため、プロジェクトのニーズに合わせたカスタマイズが容易になります。
インテグレートされた「Explode in REAPER Project」をご覧ください。すばらしいの一言に尽きます。
この機能はbasehead ConnectおよびVST3/AU/AAXプラグインとシームレスに連携し、baseheadから選択したDAWに最大8チャンネルのオーディオを直接ストリーミングします。新しいファイルでbaseheadの自動スキャニングと組み合わせると、効率的かつ革新的なワークフローが完成し、クリエイティビティを最大限に高めることができます。
baseheadではほかにも次の点が改善されています。
- パフォーマンスとインターフェース:ハイテクなクロスプラットフォームモジュラーフレームワークを使用したアプリケーションの再構築により、さまざまなエリアでパフォーマンスが最大4倍向上しています。ユーザインターフェースがWindowsとMacの両プラットフォームで、モダンかつ一貫性のあるデザインに刷新されました。
- 検索と編成:ユーザは高度な条件オプションを指定した検索ブロックを無制限に作成できるため、より正確な検索結果を得ることができるようになりました。新たに導入された多様な結果リストとタグリストは、検索結果の編成や管理に役立ちます。
- カスタマイゼーション:ユーザはパーソナライゼーションタブで彩度や色相のコントロールを使用して、アクセントやバックグラウンドカラー、メーター、再生ヘッド、波形を調節し、ユーザエクスペリエンスをカスタマイズできます。
- オーディオ処理:新しいミキサーパネルはソロおよびミュート機能を備え、16チャンネルのインターリーブメータリングをサポートします。ユーザは複数のオーディオチャンネルを任意の順序で抽出でき、同じシーケンスでトラックを認識できます。また、このソフトウェアではFLAC形式をはじめ、オリジナルのサンプルレートやビット深度で転送できるようになりました。
- ユーザインターフェースの柔軟性:ほとんどのパネルがフローティング可能になったため、ワークスペースをカスタマイズできます。選択できるレイアウトが4つ用意されています。今後のアップデートでは、新しいモジュール型のユーザインターフェースエンジン内ですべてのセクションを並び替えたり再結合したりできるようになる予定です。
これらのアップデートがオーディオプロフェッショナル向けのbaseheadの効率性と適応性を全面的に高めます。
basehead 2024 Sneak Peek - Multiple Results List and Taglistsの動画では、これらの機能の一部が紹介されています。またbaseheadの新機能の詳細については、こちらをご覧ください。
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