レッスン 2

目次

プレイリストコンテナを使って、ミュージックセグメントをループさせる

今はCombat-A ミュージックセグメントを再生すると、最後まで再生されてから停止します。目標は、このセグメントを永遠にリピートさせることです。ミュージックセグメントをループさせることはできませんが、前のレッスンでみた通り、ミュージックプレイリストコンテナを使ってミュージックセグメントをループさせることができます。

  1. Combat-Aミュージックセグメントを右クリックし、New Parent > Music Playlist Containerを選択します。

  2. 新しいミュージックプレイリストコンテナの名前をCombatにします。

    [注釈]

    このCombatミュージックプレイリストコンテナは、レッスン3でCombat音楽の他のパートの管理にも使います。

    親のTempoプロパティが子に継承されることを思い出してください。

  3. Combatミュージックプレイリストコンテナを選択し、Tempoプロパティを138に設定します。

    Combat-Aミュージックコンテナがループするように、Combat Playlistに追加する準備が整いました。

  4. Combatプレイリストコンテナを展開し、Combat-AミュージックセグメントをMusic Playlist Editorのデフォルトグループにドラッグします。

    あとは、デフォルトグループを永遠にループさせるだけです。

  5. Sequence Continuous Groupの、Loop Count列の下向き矢印をクリックして、値をInfiniteに設定します。

  6. Combatミュージックプレイリストコンテナを選択して再生して、ミュージックセグメントが最後から最初にトランジションする様子を聞きます。

    セグメントの最後から、最初に戻る時に、トランジションが滑らかで自然に聞こえるのが分かりましたか?これは、トラックにエグジットキューの後のディケイがある場合は、リピートする度に同じミュージックトラックの最初に重ねてミックスされるからで、ループするセグメントのトランジションがとても自然に聞こえます。ミュージックセグメントの各ミュージックトラックで、これが行われます。

    マテリアルにもっと慣れるには、そのセクションを何回も再生すると良いでしょう。そのために様々なオブジェクトを選択する時に、Transport ControlのフォーカスがCombatミュージックプレイリストコンテナから外れてしまいます。常にトランスポートの対象を同じミュージックプレイリストコンテナにしておきたい場合、これはとても面倒です。解決方法はTransport Controlビューで選択中のオブジェクトにピン付けすれば、Transport Controlがどのオブジェクトにフォーカスしているのかを心配せずに、他のオブジェクトを自由に選択できます。

  7. Combatミュージックプレイリストコンテナで、Transport Controlビューの右上のPinをクリックします。

    なお、逆にオブジェクトを再生しようとクリックして予想に全く反する音が聞こえてくるのも同じくらいイライラするので、その場合はすぐにPinステータスをチェックする癖をつけてください。


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