レッスン 3

目次

Voiceのリミット

Wwiseにあるオーディオオブジェクト毎に、Playback Limit(再生の上限)を設定できます。この上限に達したときに、音をフィジカル状態で維持するか、バーチャルボイス状態に送るかは、プライオリティ設定で決めます。ある機能がトリガーするボイスの数が予測不可能となる可能性があり、ゲームのパフォーマンスに過度の負担をかけたくない場合などに、Playback Limitが非常に便利です。オブジェクトのVoice Limit設定には、オプションが2つあります。

  • Per Game Object: 1つのゲームオブジェクトに対してアクティブにできるボイス数を制限します。例: EvilSpitPlant_HurtというRandom ContainerのLimitを1としたので、Evil Spit Plantが何度ヒットされても、一度に有効になるボイス数は1です。

  • Global: Master-Mixerレベルで、合計ボイス数を制限します。例: Cave内のWaterdrops(水滴)のLimitを1としたので、同時にアクティブになるWaterdropsのボイス数は1です。この設定は、あとの演習で実践してもらいます。


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