レッスン 5

目次

プラットフォームを追加する

Wwiseがすでに地盤を整えてあるので、あなたはPlatform Managerの使い方に慣れ、別のプラットフォームを追加できるようになればいいだけです。プラットフォームを追加してしまえば、すぐにコンテンツのカスタマイズ作業に入れるので、わざわざプログラマーやエンジニアに新規プラットフォームを実装してもらう必要はありません。

  1. ツールバーでプラットフォームセレクタリストをクリックします。

    今はMacとWindowsの2つのプラットフォームがあるのが分かります。これからの手順に従い、新たに2つのプラットフォームを追加します。それでは、プロジェクトに追加するプラットフォームを制御する管理画面に移ってください。

  2. ProjectメニューでPlatform Manager…を選択します。

    このManagerに、プロジェクトに追加されたプラットフォームの一覧があります。Platform列にプラットフォーム名、Base Platform列に使用するプラットフォームSDKが表示されます。

  3. Add…をクリックすると、Add Platformビューが表示されます。

  4. Base Platformリストを開きます。いくつかのプラットフォームSDKから、選択できます。

    本レッスンで最後まで使うのが、Androidです。

  5. Android™ プラットフォームをBase Platformリストで選択します。

    最初からやり直して各オーディオオブジェクトの設定をしなくても、ほかのプラットフォームから設定をコピーする機能が、Wwiseにあります。

  6. Copy settingsリストから開き、Windows プラットフォームを選択します。

    これでWindowsプラットフォームの設定をすべてコピーできるので、どのAudio Objectsを含めたり除外したりするのかや、Conversion Settingsの設定方法などをコピーできます。

  7. OKをクリックしてAndroidプラットフォームを追加します。

    Platform Managerに、新しく追加したAndroidプラットフォームが表示されました。Pending Actions列に、“Add, Copy Settings from Windows(Windowsの設定を追加しコピーする)”というメッセージが表示されます。このアクションは、あなたがもう一度OKを押すまで実行されません。

  8. OKをクリックします。

    次の手順は元に戻せないので、特に注意してください。OKをクリックすると、Wwiseプロジェクトが保存されリロードされます。

  9. Yesをクリックします。

  10. OKをクリックします。

    プロジェクトをリロードしたあとに、新しいオプションがプラットフォームセレクタに表示されます。

  11. プラットフォームセレクタをクリックし、Androidプラットフォームを選択できるか確認します。

これでAndroidプラットフォームを追加できましたが、まだiOSがありません。それでは追加手順をもう一度繰り返し、iOSを追加してください。

  1. Platform ManagerでAdd…をクリックします。

  2. Base Platformが iOSに設定され、Copy Settings FromがWindowsに設定されているのを確認してから、OKをクリックします。

  3. 上記の9~10の手順で検証します。あなたのプロジェクトをリロードしたあとに、iOSがプラットフォームセレクタに表示されるかを確認できます。


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