レッスン 5

目次

リンクとアンリンク

デフォルトでWwiseにあるすべてのコンテンツはリンクされ、どのプラットフォームでも同じ設定になっています。変更を加えるとすべてのプラットフォームに適用されますが、例外を設定することもできます。あるプラットフォームから、プロパティやアセットを除外するには、Link/Unlinkインジケータを使いアンリンクさせます。

このインジケータ、またはInclusionという文字を右クリックすると、2つのオプションが表示されます。

  • Link: デフォルトで選択されています。リンクされたほかのプラットフォームと同じ値、またはオプションが、保持されます。

  • Unlink: リンクしたプラットフォームから、除外されます。例えばAndroidプラットフォームで1つのプロパティをアンリンクしても、すでに設定したこのプロパティに、WindowsとMacのプロパティはリンクされたままです。

現在選択中のプラットフォームで、このインジケータをアンリンクすると、アイコン全体が色付きになります。

もしほかのプラットフォームでアンリンク状態のプロパティがあれば、それ以外のプラットフォームではこのアイコンが半分表示になり、そのプロパティフィールドを設定するときに、例外がすでにあることを把握できます。このため、プロパティのアイコンが半分表示であれば、そのプロパティはほかのプラットフォームでアンリンクされていることが分かります。

Link/Unlinkインジケータでプロパティ、オブジェクト、フォルダ、Event Actionsなどを除外設定できますが、Audio BusやSoundBankなど、すべてのプラットフォームで残さなくてはならないものもあります。以後の節で、Link/Unlinkインジケータの活用方法をいくつかデモします。


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