はじめてみよう
目次
アセットを色々と追加しはじめ、Sceneのデザインや管理が必要になると、Sceneビュー、Hierarchyウィンドウ、Inspectorウィンドウ、そしてツールバーの間を行き来すようになります。
Hierarchyで、Inspectorで確認したいゲームオブジェクトを選択してから、そのプロパティを編集したり、新しい動作を追加したりできます。ゲームオブジェクトを1つ選択すると、ツールバーのツールを使い、Move(移動)、Rotate(回転)、Scale(拡大縮小)でSceneビューのオブジェクトを操作できます。
SceneビューでSceneの中身を見ることができますが、ゲームを開始したときの実際のカメラ視点とは異なります。 |
それでは試しに、作業手順を確認するために、松の木を1本追加し、プレイヤーの横に移動させてみます。
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Hierarchyで Player ゲームオブジェクトを選択します。
Sceneビューは開発用カメラで、Sceneの中で動かしたり回したりできますが、ゲームをプレイするときの実際のカメラとは異なります。Sceneのゲームオブジェクトに素早くフォーカスを合わせるには、キーボードのFボタンを押してカメラを自動的にそこに移動させます。ただしそれを行う前に、Unityに、ゲームオブジェクトにどのようにフォーカスすべきかを指示しておく必要があります。
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Unityのツールバーでツールのハンドルポジションのトグルボタンをクリックして、Pivotを表示させます。
Fを押してフォーカスさせると、カメラがゲームオブジェクトの軸(中心)に動きます。
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マウスをSceneビューに置き、'F'を押してフォーカスをPlayerゲームオブジェクトにあてます。
それでは、ゲームオブジェクトを1つ探して、Sceneに追加してみてください。試しにpine tree(松の木)を使いますが、普段はTraining Areaにないものです。Tree_Pine_2は、Prefabです。Prefabとは、Assetsフォルダに保存されたゲームオブジェクトのことです。
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Project Viewで 'pine tree' を検索し、 Tree_Pine_2 を選択します。
何かをProject ViewからSceneにドラッグするだけで、そのオブジェクトがマウスカーソルの位置に出現し、手を離すとSceneに配置されます。
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Tree_Pine_2 をSceneにドラッグし、Adventurerの隣に置きます。
次にMove、Scale、Rotateのツールを使い、プレイヤーの前の草の上に、pine treeを乗せてください。まずpine treeを草の上に配置できるように、Sceneビューをpine treeと草の両方が表示されるように調整します。
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マウスを使い右クリックし、マウスを右にドラッグしてpine treeと草が生えている場所の両方が見えるようにします。
全体がもっと見えるように、ズームアウトしてください。
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Altを押しながらマウスで右クリックし、上の方にドラッグします。
これで、pine treeを草の上に移動する準備ができました。
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ツールバーでMoveツールを選択します。
選択すると、pine treeの根元に3つの矢印が表示されます。
矢印の1つをクリックして抑え、マウスで矢印の軸にそってドラッグすれば、pine treeを動かせます。
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矢印を使い、pine treeを草の上に持っていきます。
それでは、この木に適した名前をつけます。
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Inspectorで、 Tree_Pine_2 の名前を 'TheLonelyPineTree' (一人ぼっちの松の木)に変更します。
TheLonelyPineTreeという名前がHierarchyに表示されたので、今後は簡単に探せます。
ウィンドウ同士の関係を知り、使い方が分かってきましたが、これらのウィンドウの利用方法はほかにも沢山あります。