ソース管理プラグインサンプルコード
ベーシックソース管理サンプルプラグイン
このソース管理プラグインは、基本的な操作ができるシンプルなコンフィギュレーションダイアログの例を示すもので、ファイルステータスに加えてProject Explorerアイコンを表示します。このプラグインが実際のソース管理システムに基づいておらず、Wwiseでのソースプラグインの動作を理解し。独自のプラグイン構築を開始するためのベースプロジェクトとして使用されるものであることに注意してください。
場所: "samples\SourceControl\SourceControlSample"
エクスポートされた関数とエクスポートされる関数を含む定義ファイルを実装するDLLインターフェースのソースコードは、次の場所にあります:
- SourceControlSample/DllInterface.cpp
- SourceControlSample/SourceControlSample.def
AK::Wwise::ISourceControl 実装は、次の場所にあります:
- SourceControlSample/SamplePlugin.cpp
- SourceControlSample/SamplePlugin.h
コンフィギュレーションダイアログの実装は次の場所にあります:
- SourceControlSample/DlgConfiguration.cpp
- SourceControlSample/DlgConfiguration.h
Perforceソース管理サンプルプラグイン
Wwise にデフォルトで含まれているPerforceプラグインです。このプラグインによって、Wwiseオーサリングアプリケーション内からPerforceの操作を実行することができます。ソース管理プラグインの完全な例を提供し、必要であればプラグインをカスタマイズおよび強化できるよう、完全なソースコードが含まれています。
場所: "samples\SourceControl\Perforce"
Perforceソース管理サンプルプラグインのビルド方法
Wwise向けのPerforceプラグインをビルドする前に、Perforce SDKをインストールして、環境変数を設定する必要があります:
- Perforce C/C++ API static libraries を http://www.perforce.com/ からダウンロードして、お好きなローカルフォルダーへ解凍してください。
- 32ビットのプラグインを構築するには、ntx86 Perforce SDK for VS2012 と static librariesを使用してください
- 64ビットのプラグインを構築するには、ntx64 Perforce SDK for VS2012 と static librariesを使用してください
- デバッグでプラグインをコンパイルするにはデバッグ用のライブラリが必要です。
- 環境変数を作成して、その値をPerforce C/C++ API を解凍したフォルダーに設定します。このフォルダーには、「include」、「lib」および「sample」ディレクトリを含む必要があります。
- 32ビットプラグイン / Perforce SDKには、環境変数名を PERFORCE_SDK_X86とします。
- 64ビットプラグイン / Perforce SDKには、環境変数名を PERFORCE_SDK_X64とします。
- Debug / Release バージョンのSDK用にサブフォルダーを作る必要があります。
- 32ビットのDebug プラグイン / Perforce SDK、Perforce C/C++ API static librariesは、"$(PERFORCE_SDK_X86)\Debug"フォルダーに保存する必要があります。
- 64ビットの Release プラグイン / Perforce SDK、Perforce C/C++ API static librariesは、"$(PERFORCE_SDK_X64)\Release"フォルダーに保存する必要があります。
これで、Perforce プラグインのソリューション (samples\SourceControl\Perforce\Perforce.sln) を開いて、プラグインをビルドできるようになります。Wwiseソース管理プラグインAPIおよびインストール方法については、ソース管理プラグイン を参照してください。
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Note: Wwise ディストリビューションに含まれている Perforce プラグインは、Perforce 2013.1 C/C++ API を使用してビルドされています。 Perforce の別のバージョンでビルドする場合は、コードまたはプロジェクトへの一部変更が必要になることがあります。 |
Subversion ソース管理サンプルプラグイン
Wwise にデフォルトで含まれている Subversion プラグインです。このプラグインによって、Wwise オーサリングアプリケーション内から Subversion の操作を実行することができます。ソース管理プラグインの完全な例を提供するために、完全なソースコードが含まれています。ソースコードを含めることにより、必要に応じてプラグインをカスタマイズおよび強化することができます。
場所:"samples\SourceControl\Subversion"
Subversion ソース管理サンプルプラグインのビルド方法
Wwise 向けの Subversion プラグインをビルドする前に、Subversion SDK をインストールして、環境変数を設定する必要があります:
- 環境変数 SUBVERSION_SDK を作成し、その値を Subversion SDK が解凍されたフォルダに設定します。このフォルダに "include" フォルダが含まれている必要があります。残りのフォルダは"bin" および "lib"で、 "<platform>\<configuration>"フォルダとして以下のように名前をつけます:
- <platform> は、win32 または x64、および、
- <configuration> を debug または release のいずれかとします。
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Note: Wwise ディストリビューションに含まれている Subversion プラグインは、Subversion 1.8.5 を使用してビルドされています。Subversion の別のバージョンでビルドする場合は、コードまたはプロジェクトへの一部変更が必要になることがあります。 |
これで、Subversion プラグインのソリューション (samples\SourceControl\Subversion\Subversion.sln) を開いて、プラグインをビルドできるようになります。Wwiseソース管理プラグインAPIおよびインストール方法については、ソース管理プラグイン を参照してください。
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Note: Subversion プラグインのデバッグ構成は、Subversion ライブラリとプラグイン間のメモリ割り当ての問題を避けるために、非デバッグランタイムライブラリを使用します。 |