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RTPCの仕組み

RTPC (リアルタイム・パラメータコントロール、Real-time Parameter Control)を使うことによって、ゲーム内でリアルタイムに起きる様々なパラメータ値の変化に合わせて、オブジェクトのプロパティをリアルタイムで編集できます。RTPCでゲームパラメータをプロパティ値にマッピングし、プロパティ変更を「自動化」することにより、ゲームがさらにリアルになります。パラメータ値はグラフ化され、Y軸にWwise内のスイッチグループ値またはプロパティ値が、X軸にゲーム内のパラメータ値が表示されます。プロパティ値をゲームパラメータ値にマッピングすることで、両者の全体的な関係を定義するRTPCカーブが作成されます。リッチで没入感あふれるゲーム体験を提供するために、必要なだけの数のカーブが作れます。

Example 6.3. RTPCの活用例

例えば、レーシングゲームの制作を考えてみましょう。エンジンサウンドのボリュームやピッチは、車のスピードやRPMに合わせて変動させる必要があります。この場合RTPCを使い、車のエンジンサウンドのピッチとボリュームのレベルを、ゲーム内のスピードやRPMにマッピングします。車が加速すると、マッピングに従ってピッチやボリュームのプロパティ値が反応します。

下図は、Wwiseのマッピングに基づき、ゲーム内のレーシングカーのスピードに合わせてボリュームが変化する様子を示しています。



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