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リアルタイムパラメータコントロール(RTPC)

マジックエフェクトをさらにダイナミックにするには、アクターミキサー階層のサウンドオブジェクトやミキサーマスター階層のオーディオバスに対して、RTPC(Real Time Paramenter Control / リアルタイム パラメータコントロール)を適用します。RTPCタブはサウンドオブジェクトのProperty Editor画面から表示し、またセレクターボタンを使って新しい項目を追加できます。

ブレンドコンテナ“magic_blast_fire_distance_blend”でPitch(ピッチ)の増減を設定するために、オブジェクトのRTPCとしてゲームパラメータ“Distance_to_Player”(プレイヤーまでの距離)を使います。距離の変化を示すカーブを使ってマジックブラストのサウンドをダイナミックに変えるために、マジックブラストからプレイヤーまでの距離によって、ピッチを変化させます。これに似た設定は、ブレンドトラック内のRTPCを使用することでも可能です。

Pitchをコントロールするために、パラメータ“Distance_to_Player”を使ったRTPC

ゲームからの情報に基づいてサウンドの変化させるダイナミックな可能性を開くことで、RTPCはさらにサウンドオブジェクトのプロパティを変化させます。この例では、マジックブラストのサウンドをコントロールしてプレイヤーに近づくとピッチが高まるようにしています。その結果、マジックブラストのサウンドが接近する様子がピッチの変化で表現されます。


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