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McDSP ML1 Mastering Limiter

McDSP ML1 マスタリングリミッタプラグイン(Mastering Limiter Plug-in)は、プログラムの全体的なレベルを向上させながら信号のピークを制御します。ML1エフェクトを、Master Audio Busに適用して、あらゆるゲームに対して素晴らしい結果を迅速に生み出すことができます。

[注釈] 注釈

AudiokineticバージョンのMcDSP ML1マスタリングリミッタで使用されるアルゴリズムは、ProToolsの実装とは少し異なります。これは、オーバーロードされた入力信号(+12dB以下)を処理する際、出力に大きなクリッピングディストーションが発生してしまうような特定の条件に対応するために変更が加えられているためです。

シーリング(Ceiling)コントロールは最大出力レベルを設定します。スレッショルド(Threshold)コントロールは、リミッタが信号ピークを検出し始めるレベルを判定します。シーリングレベルとスレッショルドレベルの違いは、受信オーディオに適用されるゲインの最大量です。より大きな信号ピークは主に制限され、より低い信号レベルは増加されます。どちらのタイプの信号もシーリングコントロールレベルを超えません。

ニー(Knee)コントロールは、入力信号レベルブースティングと入力信号リミッティング間の移行を制限します。従来のリミッタでは、出力シーリングに到達するまで信号レベルが増加します。これにより、オーディオの音量が上がりますが、かなりの量のディストーションも発生します。出力シーリング前の「ソフトニー」がディストーション量を減らし、リミッタをより「トランスピアレント(透明)」にします。

リリース(Release)コントロールは、リミッタが信号ピーク低減から回復する速度を決定します。リリースが速いほど、リミッタ出力レベルが大きくなります。もう1つのML1リミッタに独自の制御であるモード(Mode)コントロールは、リミッタがピークと全体的な信号パワーを扱う方法を設定します。リリースタイムとモード設定の様々な組み合わせにより、ML1に幅広い「スタイル」がもたらされます。激しいドラムバスから繊細なボーカルのリミティングまで、ML1 マスタリングリミッタは全てを行うことができます。

McDSP ML1 プラグインには、一連のプロパティが含まれており、そのうちの多くはリアルタイムでの編集が可能でRTPCを使用して特定のGame Parameterへのマッピングが可能です。プロパティ値の横に、それがRTPC を使用するかどうかを示す特別なインジゲータが配置されています。

次の表は2種類のRTPCインジケータを示しています:

Indicator

名前

内容

RTPC - On

このプロパティ値が、ゲーム内のパラメータ値にRTPCで結び付いていることを示す。

RTPC - Off

このプロパティ値が、ゲーム内のパラメー タ値に結び付いていないことを示す。

すぐに使用可能な「プリセット」もいくつか用意されています。これらのプリセットを、追加設定なしでそのまま使用したり、独自のエフェクトの出発点とすることができます。

[注釈] 注釈

McDSPエフェクトはWwiseのすべてのバージョンで使用できますが、別途ライセンスが必要です。. McDSP プラグインのライセンスご購入は、Audiokinetic 販売チームまでお問い合わせください: sales@audiokinetic.com.