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キーボードショートカット、カスタムコマンド

キーボードショートカットの追加

キーボードショートカットを使うと、UIからクリックする代わりに、キーボードでキーの組み合わせを入力するだけで一般的な操作を実行できるので、作業スピードが速くなります。ダイアログKeyboard Shortcutで、Wwiseの多くのキーボードショートカットの設定を行えます。利用可能なコマンドのリストが、そのショートカットキーと共に、カテゴリ別にダイアログKeyboard Shortcutsに表示されます。

インターフェースのボタンやツールの上でマウスホバーするとツールティップが表示されます。ツールティップにはツールの説明のほか、多くの場合は関連するキーボードショートカットも表示されます。キーボードショートカットはメニューでも確認できます。

Wwiseには他のキーボードショートカットもありますが、編集できないためこのリストには記載されていません。これらは、対応するインターフェースやワークフローと一緒に表示されます。

ダイアログKeyboard Shortcutsを表示するには

  1. メニューで、Project > Keyboard Shortcutsを選択する。または、

  2. Ctrl+Shift+K(デフォルト)を押す。

ダイアログKeyboard Shortcutsのどのコマンドに対しても、1つ以上のショートカットキーを設定できる。

コマンドに新しいショートカットをアサインするには

  1. 左側のコマンドリストで、コマンドを選択する。

  2. 編集ボックスNew Shortcutをクリックして、キーボードのフォーカスをここに合わせる。

  3. 設定したいショートカットをキーボードで押す。例えば、あるコマンドにCtrl+Bをアサインするには、Ctrlを押したまま、Bを押す。

  4. コンフリクトが表示された場合は、他のショートカットキーを選択するか、コンフリクトを排除する。

  5. Assignボタンをクリックする。

コマンドの既存ショートカットを解除するには

  1. 左側のコマンドリストで、コマンドを選択する。

  2. 右側のリストで、解除するショートカットキーを選択する。

  3. Removeボタンをクリックする。

[ヒント]ヒント

自分の参考用にショートカットリストを作成するには、以下を行います。

  1. ダイアログKeyboard Shortcutsを開く。

  2. ショートカットリスト全体を選択する(またはCtrl+Aを押す)。

  3. Ctrl+Cを押してショートカットをコピーする。

  4. タブ区切りデータを表計算アプリにペーストする。

Keyboard Shortcutダイアログで、カスタムコマンドを追加する

自分でカスタムコマンドの候補リストを作成して、キーボードショートカットに割り当てることで、自分のワークフローのスピードを速めることができます。まず、自分のカスタムコマンドのリストを、Wwiseが参照する .json ファイルに保存します。ファイルがロードされると、あなたのカスタムコマンドがKeyboard Shortcutメニューに表示されます。

WwiseのKeyboard Shortcutsメニューのおかげで、あなたのカスタムコマンドの作成、編集、再ロードが、行いやすくなります。

カスタムコマンドのリストを作成するには:

  1. ダイアログKeyboard Shortcutsを開く。

  2. Createボタンを押します。リストを保存する場所の選択を促す、プロンプトが表示されます。選択肢:

    • Create in Installation Folder (Installationフォルダの、"Authoring\\Data\\Add-onsCommands" の下)

    • Create in Project Folder (プロジェクトフォルダの、 "Add-onsCommands" の下)

    • Create in User Folder (ユーザデータディレクトリの、 "%APPDATA%\\Audiokinetic\\Wwise\\Add-onsCommands" の下)

  3. 自分が希望する場所を選択します。ファイルエクスプローラウィンドウが開き、これから作成する commands.json ファイルが表示されます。

  4. 必要に応じてファイル名を変え、 Save をクリックします。指定した場所に .json ファイルが保存され、あなたのデフォルトのエディタで、ファイルが自動的に開きます。

    [注釈]注釈

    カスタムコマンドを定義する .jsonファイルは、1つのディレクトリにおいて、1つだけです。

  5. カスタムコマンドのリストに記入し、ファイルを保存します。カスタムコマンドの定義方法は、 Defining Command Add-ons を参照してください。

  6. Wwiseに戻り Reload All ボタンをクリックし、 .json ファイルの最新情報をリロードします。あなたが設定したカスタムコマンドが Command List に表示されるので、それぞれにキーボードショートカットをアサインしてください。

カスタムコマンドのリストを編集するには:

  1. ダイアログKeyboard Shortcutsを開く。

  2. Edit ボタンを押します。あなたの .json ファイルの場所の選択を促す、プロンプトが表示されます。選択肢:

    • Edit in Installation Folder

    • Edit in Project Folder

    • Edit in User Folder

  3. 適した場所を選択します。ファイルエクスプローラウィンドウが開き、さきほど作成した .json ファイルが表示されます。

  4. .json ファイルを選択し、 Open をクリックします。あなたのデフォルトのエディタで、ファイルが自動的に開きます。

  5. 変更を行い、ファイルを保存します。

  6. Wwiseに戻り Reload All ボタンをクリックし、 .json ファイルの最新情報をリロードします。あなたが設定したカスタムコマンドが Command List に表示されるので、それぞれにキーボードショートカットをアサインしてください。

項目

内容

検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「Using tables」を参照。

検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。

[注釈]注釈

「List View」「Query Editor」「MIDI Keymap Editor」「Referenceビュー」で、ノードが閉じて非表示となっている項目は検索対象とならない。

Click the Configure Columns shortcut (right-click) option from the column header band.

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

Command List

Name (column)

コマンドの名前またはカテゴリを表示する。

Shortcut (column)

特定コマンドに現在アサインされているショートカットのリストを表示する。

[注釈]注釈

ショートカットがグレー表示のときは、ショートカットが読み取り専用で、参考のために表示されていることを意味します。変更できません。

Command Add-ons

Createボタン新しいコマンド定義を指定された場所に作成できるように、メニューが表示されます。
Edit(ボタン)指定された場所にある既存のコマンド定義を編集できるように、メニューが表示されます。
Reload All(ボタン)あらゆる既知の場所で見つかった様々な定義ファイルから、すべてのCommand Add-onをリロードします。これは、定義ファイルを編集したあとに、自分のカスタムコマンドをリロードするために使います。

Current Shortcuts

Remove (button)

現在のコマンドが含まれるアサインリストから、選択中のショートカットを削除します。

Reset to Default (button)

現在のコマンドを、デフォルトのファクトリショートカットに戻します。

[注意]注意

このアクションで、マニュアル設定した現在のコマンドショートカットが削除される。

New Shortcut

現在のコマンドに新しいショートカットを設定するための、エディットボックス。キーを入力してからAssignボタンをクリックすると、現在のコマンドにこのショートカットキーが結び付けられる。

Assign (button)

エディットボックスに表示中の現在のコマンドを、アサインします。

Reset All Shortcuts(ボタン)

リストにあるすべてのコマンドを、デフォルトのファクトリショートカットに戻します。

[注意]注意

このアクションで、マニュアル設定した全てのコマンドショートカットが削除される。

Conflict

コンフリクトボックスは、ショートカットをアサインしたときにコンフリクトが発生した場合にだけ、表示されます。どのコマンドがコンフリクトを引き起こしているのかが分かります。

Remove [conflict] (button)

ショートカットをアサインしたあとにコンフリクトが発生した場合は、コンフリクトボックスに Remove ボタンが表示されます。コンフリクトを起こすコマンドから、ショートカットを削除(アサイン解除)するには、 Remove ボタンをクリックします。

Go to conflict (button)

コンフリクトの原因であるコマンドに、直接ジャンプします。コンフリクトが解消されたら、元のコマンドに戻り、ショートカットを再入力する必要があります。


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