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プリセットを使用する

プリセットは、オブジェクト、Effect、Positioning、Attenuation、またはMetadataのために設定されたプロパティ値のセットのことで、このプロジェクトであとから再利用できるように特別なファイルに保存します。プリセットを使えば、プロジェクトの他のオブジェクトで再利用したい具体的なプロパティ設定を、再設定する必要がなくなります。一度プロパティ値を設定すれば、これをプリセットとして保存して、プロジェクトの他のオブジェクトに適用できます。これで作業効率が向上し、時間と労力の節約につながります。

[注釈]注釈

ShareSetとは異なり、プリセット内の個々のプロパティ値をオブジェクト間でシェアすることは、できません。

プリセット用アイコンは、プリセットの保存やロードができる全てのビューで、タイトルバーに表示されます。

Load Preset
Save Preset

プリセットのコンテンツ(内容)

オブジェクトプロパティのプリセットを、プロジェクト階層の様々なレベルで保存できるので、プリセットによって、どのエレメントが保存されるのかを知っておくことが重要です。全てのプリセットと、そこに保存される情報を、下表に示します。

Preset

階層における位置

保存内容

オブジェクトのプロパティ、ソースのプロパティ

最上位オブジェクト

Property Editorに表示される、全てのタブの、全てのプロパティ値。

子オブジェクト

Property Editorに表示される、全てのタブの、全てのプロパティ値。

Presetを保存するときにOverride parent オプションが有効でない場合、そのオーバーライド設定の下では、何もPresetに保存されません。Preset に保存するときに有効にした場合、Preset はそれに対応するすべてのオーバーライドプロパティ値を含みます。しかし、オーバーライドオプションはデフォルトで有効になっていません。オーバーライドプロパティは、一旦Override parent が有効になったときに適用されます。

Effect

-

対象エフェクトの、全てのプロパティ値。

Positioning (2D)

-

ポイントソースの位置。

Positioning (3D Automation)

-

Position Editor (3D Automation)にある、すべてのポジショニングパス、設定、値。

Attenuation(減衰)

-

全てのカーブ(グラフ)と、全ての減衰設定。

Metadata

-

Metadataの全てのプロパティ値。

プリセットを保存する

プリセットとして保存できるのは、Wwiseエレメントの以下の設定です。

  • Actor-Mixer HierarchyやInteractive Music Hierarchyの、オブジェクトやソースに関して設定した、プロパティ値やプロパティ設定

  • Positioning値

  • Attenuation設定

  • Effect Editor内のEffect値

  • Metadata Editor内のMetadata値

プリセットを保存すると、Wwiseが、そのビューの全てのタブにある、全ての値を保存します。保存したプリセットは、以下のカテゴリグループに分けられます。

  • Audio Bus

  • Auxiliary Bus

  • Actor-Mixer

  • Random Container、Sequence Container

  • Switch Container

  • Blend Container

  • サウンドSFX、サウンドボイス

  • オーディオソースプラグイン

  • Music Switch Container

  • Music Playlist Container

  • Music Segment

  • Music Track

  • Positioning (3D Automation)

  • Positioning (2D)

  • Attenuation(減衰)

  • エフェクト

  • Metadata

When you open the Save Preset dialog, the Presets will be filtered to show only those Presets that are in the same category.

プリセットを保存するには:

  1. ビューのタイトルバーで、Save Presetアイコンをクリックする。

    The Save Preset dialog opens.

  2. Nameフィールドに、プリセット名を入力する。

  3. Notesフィールドに、このプリセットの内容を示す情報を入力する。

  4. Saveをクリックするか、Enterを押す。

    プリセットが保存され、同じプロジェクト内で、いつでも再利用できる。

プリセットをロードする

保存したプリセットは、このプロジェクトのほかのオブジェクト、Effect、Positioning、Attenuation、またはMetadataに適用できます。

When you open the Load Preset dialog, the Presets will be filtered to show only those Presets that are in the same category.

プリセットをロードするには:

  1. ビューの、タイトルバーで、Load Presetアイコンをクリックする。

    The Load Preset dialog opens.

  2. リストで、プリセットを1つ選択する。

  3. Loadをクリックするか、Enterを押す。

    プリセットがオブジェクトに適用される。

プリセットを削除する

不要となったプリセットは、削除できます。

プリセットを削除するには:

  1. ビューの、タイトルバーで、Load Presetアイコンをクリックする。

    The Load Preset dialog opens.

    [ヒント]ヒント

    You can also delete Presets from the Save Preset dialog.

  2. Presetリストで、削除するプリセットをクリックする。

    でばせDeleteボタンが選択可能となる。

  3. Deleteをクリックする。

    このプリセットが、Presetリストから削除され、プロジェクトからも削除されます。


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