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プロファイラのフィルタ式を使う

ほとんどのプロファイリングビューにフィルターを設定できるツールバーがあり、そこには文字フィールドがあります。指定した文字がフィルターとなり、ビューの表示内容と照合して表示情報を制限できるので、ほしい情報を見つけやすくできます。文字を入力するだけでテキストフィルターが機能し、さらに、高度な式を使ってフィルター結果を細かく制御することもできます。

フィルターについて詳しくは、 「キャプチャーログのフィルタを設定する」 を参照してください。

以下は、文字フィールドに使うことができる式の例です:

フィルタ内容

TEXT

ソースコンテンツにある単語の冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

ソースコンテンツに英数字以外の文字や、大文字・小文字が違う単語があっても、比較できます。

例えばTEXTと入力すると、以下はマッチします:

  • TEXT

  • This is some TEXT

  • textual

  • object_text

  • ObjectText

  • some1text

  • Texture

TEXTと入力すると、以下はマッチしません:

  • context

TEXT1 TEXT2

TEXT1 TEXT2 TEXT3

上記と同じですが、フィルターのツールバーで指定したすべての単語と、ソースコンテンツが、マッチする必要があります。

例えば、TEXT1 TEXT2と入力すると、以下はマッチします:

  • text1 hello text2

  • text2 hello text1

  • text1_text2

以下はマッチしません:

  • text1

*TEXT

TE*XT

ワイルドカードの大文字・小文字区別なしのマッチ。ワイルドカート1つに対し、マッチする文字数は0からn文字です。単語の末尾の文字と比較するために使ったり、冒頭と末尾の両方を同時に比較するために使ったりできます。

例えば *TEXT と入力すると、以下はマッチします:

  • context

  • text

*TEXT は、以下とマッチしません:

  • text1

"TEXT"

大文字と小文字の区別はなく、ソースの内容がフィルター条件と完全に一致する場合のみマッチします。

"TEXT" は、以下とマッチします:

  • TEXT

  • text

"TEXT" は、以下とマッチしません:

  • Some text

  • textual

  • context

!TEXT

-TEXT

結果から、指定したものとマッチするソースコンテンツを除外します。

このオプションは、本表のほかの式と組み合わせても使えます。

このフィルター条件によって、結果から以下のソースコンテンツが除外されます:

  • text

  • textual

  • some text

これを、ほかのフィルター式と組み合わせて使うには、式の前に、 ! または - を追加します。

{67C4FB5B-764A-40CC-A754-1448D2B6E286}指定した GUID と、ソースコンテンツのオブジェクトを、比較します。

Prefixes内容
sound:TEXT

ソースコンテンツの Sound 名の単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

bus:TEXT

ソースコンテンツの Bus 名や Aux Bus 名の単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

target:TEXT

ソースコンテンツの EventのTarget オブジェクト名の、単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

event:TEXT

ソースコンテンツの Event 名の、単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

go:TEXT

ソースコンテンツの Game Object 名の、単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。また、 Game Object の数値IDとも比較します。

fx:TEXT

ソースコンテンツの Effect 名の、単語冒頭と比較します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

rtpc:TEXT

ソースコンテンツの RTPCドライバー 名の、単語冒頭と比較します。RTPCドライバーとは、Game Parameter、LFO、Envelope、Time Modulator、MIDIパラメータなどを指します。この照合は、大文字・小文字を区別しません。

pipelineID:TEXT

Pipeline ID の数値と比較します。

PREFIX:*TEXT

PREFIX:"TEXT"

!PREFIX:TEXT

PREFIX:{67C4FB5B-764A-40CC-A754-1448D2B6E286}

"PREFIX" を、上記のほかのフィルター式と組み合わせて使うこともできます。


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