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検索、クエリ、レファレンスの活用

Wwiseの1つのプロジェクトに、何千ものサウンドやモーションエフェクト、コンテナ、イベントなどのオブジェクトが入ることもあります。プロジェクトが大きくなればなるほど、プロジェクトエレメントを、素早く簡単に検索できることが重要になります。Wwiseでは、プロジェクトエレメントを探すための、効率的で強力な3種類の機能を提供します。

  • 検索(Searches) - 入力している最中から結果が表示される、素早いテキストベースの検索機能。

  • クエリ(Queries) - いくつかの条件や基準を設定できる、さらに強力な検索ツール。

  • レファレンス(References) - あるオブジェクトやエレメントを、直接レファレンス(参照)するプロジェクトエレメントを検索するための、検索ツール。

検索ツールは、素早く簡単に使えます。Search(検索)フィールドにテキストを入力するだけで、Wwiseが全てのプロジェクトエレメントの、名前と備考(Notes)のフィールドを確認して、マッチするものを探します。結果(Results)は、入力している最中から、Resultsリストに自動的に表示されます。

レファレンスツールも、とても素早く簡単に使えます。オブジェクトを右クリックして、Find All References(レファレンスを全て見つける)を選択するだけで、現在のオブジェクトへの、直接のレファレンス(参照)を含むオブジェクトなどのプロジェクトエレメントが、リストに表示されます。レファレンスのリストは、Referenceビューに表示されます。

一方、クエリツールの検索エンジンは、さらに洗練されて強力なものです。クエリに、具体的な基準(Critera)をいくつか設定することで、プロジェクトの特定エレメントを探し出せます。例えば、プリフェッチ長さが100ミリ秒に設定された全てのストリーム用サウンドオブジェクトをクエリで探して、Show in Multi Editorコマンドを使い、全てを150ミリ秒に変更できます。クエリは、設定に多少の時間がかかりますが、完成すれば強力なツールで、開発サイクル中にいつでも、再利用できます。

これらの検索ツールを使いこなせば、どのようなエレメントでも、ほぼ確実にプロジェクト内から検出できます。

[注釈]注釈

プロジェクトからアンロードされたWork Unitがある場合、Wwiseのサーチやクエリでは、これらのWork Unitの中のエレメントは検索できません。


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