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AK Channel Router

[警告]警告

このプラグインは、まだ実験的な機能です。

（以下の 「AK Channel Router properties」 を参照してください。）

AK Channel Router Effectプラグインにより、チャンネルコンフィギュレーションが異なる複数のサウンドやバスを、1つのバスにルーティングし、ミキシングできます。これは、標準的でないルーティングが必要なチャンネルを複数かかえたAudio Deviceを扱う場合に、特に便利です。

バスにEffectをインサートした後、そのバスにアウトプットする子バスやサウンドにChannel Router Settingsメタデータを追加し、アウトプット先のチャンネルを設定できます。このメタデータのない子バスがあればデフォルト値の1が使用されます。複数のバスやサウンドが同じチャンネルにアウトプットされる場合、これらのチャンネルでは一緒にミキシングされます。

[注釈]注釈

このプラグインをインサートできるのは、Bus ConfigurationがAudio Objectsに設定されたバスのみです。そのため、このプラグインは最上位のバスにインサートできません。

Example usage

例えばAudio Bus（Bus A）を16チャンネルのAudio Deviceにルーティングする場合に、7.1のコンテンツを最初の8チャンネル（1～8）にアウトプットし、続いて4.0のコンテンツを次の4チャンネル（9～12）にアウトプットし、残りのチャンネル（13～16）を沈黙にするシナリオがあるとします。

  1. Bus AのProperty EditorにあるGeneral SettingsタブでBus ConfigurationをAudio Objectsに設定します。

  2. EffectsタブでAK Channel Router Effectプラグインを追加します。

  3. Bus Aの下に新しい子Audio Busを作成し、名前を「Audio Bus 7-1」とします。

  4. Audio Bus 7-1のProperty Editorで以下を行います:

    1. General SettingsタブでBus Configurationを7.1に設定します。

    2. MetadataタブでChannel Router Settingsメタデータを追加します。

      Channel Router SettingsメタデータのChannelプロパティを1のままにし、この子バスのアウトプットが親バスのチャンネル1～8にルーティングされるようにします。

  5. Bus Aの下に別の子Audio Busを作成します。この子バスの名前は「Audio Bus 4-0」とします。

  6. Audio Bus 4-0のProperty Editorで以下を行います:

    1. General SettingsタブでBus Configurationを4.0に設定します。

    2. MetadataタブでChannel Router Settingsメタデータを追加します。

    3. Channel Router SettingsメタデータのChannelプロパティを9に設定し、この子バスのアウトプットが親バスのチャンネル9～13にルーティングされるようにします。

AK Channel Router properties

項目

内容

Busプロパティ

Bus Configuration

Property Editorで選択したバスコンフィギュレーションをオーバーライドします。デフォルトで、バスのアウトプットがルーティングされるAudio Deviceと同じバスコンフィギュレーションを使用するよう設定されています。

メタデータプロパティ

チャンネル

サウンドやバスの最初のアウトプットチャンネルを受信する、アウトプットバスのチャンネルを指定します。AK Channel Router Effectは、アウトプットバスにインサートする必要があります。

例えばステレオサウンドのChannelプロパティを3に設定すると、アウトプットバスのチャンネル3と4にアウトプットされます。

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