有償プラグイン
Audiokineticはインタラクティブサウンド特有のデザインニーズに応える複数のプレミアプラグインを開発して、Wwiseエクスペリエンスを進化させました。
Wwise Convolutionを使うと、小さな部屋のリバーブから巨大な聖堂に至るまでの様々な音響空間を、実際のアコースティック空間サンプルをベースに、リアルに再現できます。AudiokineticやAudioEaseがインパルスレスポンスを提供しています。また自分で用意したものも、アンビソニックスを含めどのようなチャンネルコンフィギュレーションでもインポートできます。
Wwise Reflectは、ジオメトリ情報を取り込んでリスナーやエミッターと、反射面である壁、天井、床などとの距離関係に基づいて、アーリーリフレクションをダイナミックにレンダリングするプラグインです。Wwise Reflectで没入感や空間の存在感が強化され、限定されたオーディオアセットをダイナミックな環境に合わせて変化させることで、自然で奥深い効果が得られます。完全にカスタマイズできるので、Wwise Reflectでクリエイティブなサウンドデザイナーのニーズに応え、最新のインタラクティブメディアに求められるストーリー性や背景描写を表現することが可能です。
SoundSeed Airは、いくつかの特定の音を生成するためのSoundSeedファミリーの1つです。インタラクティブオーディオを念頭につくり出されたプラグインなので、豊かなバリエーションをつくり出しながらも、サンプルを使った場合と比較してCPUやメモリを大いに節約できます。SoundSeed Airは、ランタイムのメモリやCPUをほぼ使わない状態で、無数の風や風切り音を合成します。
SoundSeed Grainは、いくつかの特定の音を生成するためのSoundSeedファミリーの1つです。SoundSeed GrainはソースプラグインとしてWwiseプロジェクトに追加できるグラニュラーシンセサイザーで、グラニュラーシンセシスを通してオーディオファイルを非常に柔軟にグラニュラー処理し変換でき、派生のクラウド、パルサー、コンカチネーション、ウェーブテーブルシンセシスなども適用できます。SoundSeed Grainを使い、パーティカルエフェクト、3Dアンビエンス、ルームトーン、テキスチャを有するサウンドスケープなどを作成できるほか、時間ドメインのタイムストレッチやピッチシフトも可能で、特にドローン、UI、Sci-Fi音、音楽などを作成するためのサウンドデザインツールとして優れています。また、ユーザーエクスペリエンスを拡張するクールなUI機能が盛り沢山です。
SoundSeed Impactは、いくつかの特定の音を生成するためのSoundSeedファミリーの1つです。インタラクティブオーディオを念頭につくり出されたプラグインなので、豊かなバリエーションをつくり出しながらも、サンプルを使った場合と比較してCPUやメモリを大いに節約できます。SoundSeed Impactはクロスシンセシスを通して、物理的には不可能なユニークなサウンドを生成します。
無料プラグイン
Mastering Suiteは、6バンドパラメトリックイコライザー、4バンドコンプレッサー、チャンネル別ゲイン調整機能、そして最先端リミッタ―の計4つのモジュールで構成されたクロスプラットフォームのエフェクトプラグインです。
4つのモジュールを選択的に起動することが可能で、ターゲットプラットフォーム特有の様々なダイナミックレンジや、スピーカーデバイスで制限される周波数レンジや、使用可能なランタイムリソースなどを、具体的に指定することが可能。組み込まれたShareSetは、一般的なシナリオである「テレビスピーカー」「サウンドバー」「ヘッドフォン」などをカバー。Mastering Suiteは、Audiokineticとソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のコラボレーションを通して開発されました。
このプラグインは無料ですが、あなたのプロジェクトにこのライセンスを追加する必要があります。ライセンスを希望する場合は「無料で入手」をクリックしてください。
Wwise ASIOプラグインは、Steinberg Audio Stream Input/Output (ASIO) SDKを使いASIO対応デバイスに接続します。特にロケーションベースエンターテイメントなどに向いています。
Wwise Channel Routerは、特定のターゲットチャンネル向けにオーディオをルーティングしてミックスできる、無料のミキサープラグインです。例えば複数の出力がある場合や、標準規格以外のコンフィギュレーションで多数のチャンネルがある場合や、変則的なスピーカー配置の場合などに特に有効です。どのようなオーディオ機器にも使え、ロケーションベースエンターテイメントや、インスタレーション型のプロジェクトなどにASIOデバイスを採用する開発者に多くのメリットをもたらします。
Wwise 2018.1.4以降で提供追加プラグインをインストールするには、Wwise LauncherのPLUG-INSタブを選択して、あなたのWwiseバージョンを選択してから、Add Plug-insをクリックします。