Wwise Reflectは、ジオメトリ情報を取り込んでリスナーやエミッターと、反射面である壁、天井、床などとの距離関係に基づいて、アーリーリフレクションをダイナミックにレンダリングするプラグインです。Wwise Reflectで没入感や空間の存在感が強化され、限定されたオーディオアセットをダイナミックな環境に合わせて変化させることで、自然で奥深い効果が得られます。完全にカスタマイズできるので、Wwise Reflectでクリエイティブなサウンドデザイナーのニーズに応え、最新のインタラクティブメディアに求められるストーリー性や背景描写を表現することが可能です。
存在感、そして没入感
- ダイナミックなアーリーリフレクションを追加すると、自動的にサウンドに躍動感が出ます。エミッターやリスナーに少しでも動きや回転があればオーディオ出力が変化するので、標準的な静的レンダリングよりも、かなりリアルになります。
- 空間や物体の存在感を意識できるように、吸音素材(acoustic texture)を使い、4つのバンドのフィルターを設定して、木材、コンクリート、石こうボード、布など典型的な建築素材の実際の吸音をシミュレーションします。
応用力
- アーリーリフレクションの距離減衰をカスタム設定する時は、ボリューム、LPF、HPF、スプレッドのそれぞれのカーブを変えていきます。
- 各サウンドエミッターから生成されるリフレクションの順番を決めれば、適切な品質やパフォーマンスが得られます。
- RTPCにSpeed of Soundプロパティを付随させることで、クリエイティブなスローダウン、いわゆる"バレットタイム"のエフェクトが実現できます。
ゲーム用の価格
- 最初のプラットフォーム
- 追加プラットフォーム毎
- Pro (レベルAライセンス)
- $900
- $450
- Pro (レベルBライセンス)
- $3,000
- $1,500
- Premium (レベルCライセンス)
- $6,000
- $3,000
バージョンとプラットフォーム
このプラグインは、次のWwiseバージョンと互換性があります: 2017.1 から 2019.2 へ
このプラグインは、以下のプラットフォームで稼働します。