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Ambience Detailed Rainコレクションガイド

Ambience Detailed Rainコレクションは柔軟性に優れたバラエティ豊かな雨音が収録されたサブプロジェクトで構成されており、さまざまな場所や環境での雨音や雨の強さを表現します。サウンドは複数のコントロールトラックを使ってカスタマイズされます。

Rain Backgroundサブプロジェクトは、Octo3d 8チャンネルフォーマットで収録されたアセットを高次アンビソニックスでミキシングしたものです。よく使われる複数のマルチチャンネルフォーマットの中から要件に合わせてレンダリングできるようにサブプロジェクトが設定されてあり、バイノーラルから7.0.4、さらにAmbiXの複数の次数のアンビソニックスなどを使用して360度の没入感を実現することができます。サブプロジェクトは、シームレスなループを形成し複数のサウンドレイヤーをブレンドできるようになっています。

アンビソニックミキシング用に設定されたサブプロジェクト以外にも、連続可変レイヤーとモノラルのレンダリング用に構成されたRain Single Dropsサブプロジェクトもあり、これらは点音源オブジェクトとして環境に落とし込み動的に演出できます。

Rain Closeサブプロジェクトはステレオファイルのレンダリング用に構成されています。また、サーフェスに相応しい雨の強さを表現するための複数のレイヤーがあり、点音源オブジェクトとして使用できます。

使用するモニターシステムに合わせて試聴し、幅広い種類のフォーマットにレンダリングできるよう、サブプロジェクトが設定されています。デフォルトのモニター方式はステレオに設定されています。

付属のAmbience Detailed Rain SoundBookにすべてのサブプロジェクトと、関連データや組み込みメタデータの一覧があります。

[注釈]注釈

本ユーザガイドでは、このコレクション固有の情報を提供します。すべてのStrataコレクションに共通する一般的な情報については、Strataユーザガイドをご参照ください。

メインプロジェクト

メインプロジェクトを使い、効率的にAmbience Detailed Rainコレクションのサウンドを可視化、検索、試聴することができます。メインプロジェクトに各サブプロジェクトのトラックが含まれ、メディアアイテムはネスト化されたトラックの各種サブプロジェクトを参照します。メディアアイテムを自由に試聴することができ、メディアアイテムは該当するサブプロジェクトのレンダリングされたステレオ出力を参照します。

メインプロジェクトのAmbience Detailed Rain.rppでサブプロジェクトメディアアイテムをダブルクリックすると、そのアンビエンスまたはオブジェクト用に用意されているすべてのトラックやレイヤーが配置されたサブプロジェクトを開くことができます。

Region/Marker Managerを使用してさまざまなサブプロジェクトのトラックを探し、そこへ飛ぶことができます。詳細はStrataユーザガイドの リージョンとマーカー をご参照ください。

サブプロジェクトのメディアアイテム。これをダブルクリックすると、サブプロジェクトを表示した新しいタブが開きます。

サブプロジェクトのレンダリングされた出力を参照するメディアアイテム。タイムライン上の任意の位置にカーソルを動かし再生ボタンをクリックすると、レンダリングされた出力を試聴できます。

Ambience Detailed Rainサブプロジェクト

Ambience Detailed Rainコレクションには以下のサブプロジェクトがあります。

  • Rain Background(雨の背景)

  • Rain Close(雨の接近)

  • Rain Single Drops(一滴の雨)

トラック、レイヤー、リージョン

Ambience Detailed Rainのトラック、レイヤー、リージョンはStrataの標準カラーと階層を使用します。Strataコレクションのプロジェクトはいずれもメインプロジェクトやサブプロジェクトのトラックレイアウトが似ています。

Strataのカスタムカラーの詳細は、Strataユーザガイドのトラック名とカラーをご参照ください。


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