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Ambience Medievalコレクションガイド

Ambience Medievalは中世の世界を描くためのさまざまな音を提供します。AreaやInteriorのサブプロジェクトが、中世の日常生活、街中の様子、昼と夜の雰囲気、酒場、教会、港、裏道、市場などの様相を表現してくれます。サブプロジェクトはORTF-3Dで収録されたアセットを高次アンビソニックスでミキシングしたもので、マルチチャンネル要件に合わせてバイノーラルから7.0.4構成に至るまでの一般的マルチチャンネルフォーマットでレンダリングできるように設定され、360度の没入感を実現するAmbiXのアンビソニック次数に対応します。シームレスなループを形成できるようにプロジェクトが構成され、すばやくカスタマイズするためのコントロールトラックがあります。アンビソニックミキシング用に設定されたエリアやインテリアのサブプロジェクト以外にも、各エリアやインテリアのObjectサブプロジェクトもあり、これらは点音源オブジェクトとしてワールドに落とし込み動的に演出できるように、モノラルやステレオのレンダリング用に構成されています。

ダウンロードサイズを最適化するためにコレクションのダウンロードにステレオのレンダリングが含まれ、これをAmbience Medievalプロジェクトで試聴できます。

使用するモニターシステムに合わせ試聴して幅広い種類のフォーマットにレンダリングできるよう、サブプロジェクトが設定されています。デフォルトのモニター方式はステレオに設定されています。環境オブジェクトのサブプロジェクトは従来のステレオプロジェクトと似ていて、ステレオやモノラルでモニタリングやレンダリングができるように設定されています。このコレクションではエリアとインテリアのプロジェクトがアンビエンスのベースレイヤーとなり、必要に応じてObjectsの各種サブプロジェクトのサウンドを同時に使用することで、具体的な補強を行えるように設計されています。

サブプロジェクトには複数のトラックに影響を与えるParameter Controlトラックや、アンビエンスのカスタマイズを可能にするプラグインがあり、ミックスに対する影響の内容が名称から直観的に分かります。

付属のAmbience Medieval SoundBookにすべてのサブプロジェクトと、関連データや組み込みメタデータの一覧があります。

[注釈]注釈

本ユーザガイドでは、このコレクション固有の情報を提供します。すべてのStrataコレクションに共通する一般的な情報については、Strataユーザガイドをご参照ください。

メインプロジェクト

メインプロジェクトを使い、効率的にAmbience Medievalコレクションのサウンドを可視化、検索、試聴することができます。メインプロジェクトに各サブプロジェクトのトラックが含まれ、メディアアイテムはネスト化されたトラックの各種サブプロジェクトを参照します。メディアアイテムを自由に試聴することができ、メディアアイテムは該当するサブプロジェクトのレンダリングされたステレオ出力を参照します。

メインプロジェクトのAmbience Medieval.rppでサブプロジェクトメディアアイテムをダブルクリックすると、そのアンビエンス用に用意されているすべてのトラックやレイヤーが配置されたサブプロジェクトを開くことができます。

Region/Marker Managerを使用してさまざまなサブプロジェクトのトラックを探し、そこへ飛ぶことができます。詳細はStrataユーザガイドの リージョンとマーカー をご参照ください。

サブプロジェクトのメディアアイテム。これをダブルクリックすると、サブプロジェクトを表示した新しいタブが開きます。

サブプロジェクトのレンダリングされた出力を参照するメディアアイテム。タイムライン上の任意の位置にカーソルを動かし再生ボタンをクリックすると、レンダリングされた出力を試聴できます。

Ambience Medievalサブプロジェクト

Ambience Medievalコレクションには以下のサブプロジェクトがあります:

  • Area MedievalCity

  • Area Market

  • Area BackAlley

  • Area Harbor

  • Interior Tavern

  • Interior Castle

  • Interior Church

  • Objects Medieval

  • Objects Harbor

  • Objects Tavern

  • Objects Generic

トラック、レイヤー、リージョン

Ambience Medievalのトラック、レイヤー、リージョンはStrataの標準カラーと階層を使用します。Strataコレクションのプロジェクトはいずれもメインプロジェクトやサブプロジェクトのトラックレイアウトが似ています。

Strataのカスタムカラーの詳細は、Strataユーザガイドのトラック名とカラーをご参照ください。


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