バージョン
menu
- 補遺
Ambience Space Stationコレクションは宇宙探査に関係するサブプロジェクトで構成されており、エイリアンの宇宙船や未知の環境や、怪しげなドローン音、振動音、ルームトーンなどを表現します。
Miscellaneousサブプロジェクトにはブラックホールや星、星雲、ワームホールが含まれます。Objectsサブプロジェクトには、アラーム、換気音、ジェット音、エンジン音のほか、力場、電気、水、コンピュータ、ドアの音などの点音源要素が含まれます。これらは単発音とシームレスなループ音の組み合わせで、複数のバリエーションやレイヤーを使ってランダムな背景音や前景音を追加することができます。
これらのサブプロジェクトは、ステレオフォーマットで収録されたアセットを高次アンビソニックスでミキシングしたものです。よく使われる複数のマルチチャンネルフォーマットの中から要件に合わせてレンダリングできるようにサブプロジェクトが設定されてあり、バイノーラルから7.0.4、さらにAmbiXの複数の次数のアンビソニックスなどを使用して360度の没入感を実現することができます。
サブプロジェクトは、シームレスなループを形成し複数のサウンドレイヤーをブレンドできるようになっています。アンビソニックミキシング用に設定されたサブプロジェクト以外にも、モノラルのレンダリング用に構成されたSpace Station Objectsサブプロジェクトもあり、これらは点音源オブジェクトとして環境に落とし込み動的に演出できます。
ダウンロードサイズを最適化するためにコレクションのダウンロードにステレオのレンダリングが含まれており、これをAmbience Space Stationプロジェクトで試聴できます。
使用するモニターシステムに合わせて試聴し、幅広い種類のフォーマットにレンダリングできるよう、サブプロジェクトが設定されています。デフォルトのモニター方式はステレオに設定されています。
付属のAmbience Space Station SoundBookにすべてのサブプロジェクトと、関連データや組み込みメタデータの一覧があります。
![]() | 注釈 |
---|---|
本ユーザガイドでは、このコレクション固有の情報を提供します。すべてのStrataコレクションに共通する一般的な情報については、Strataユーザガイドをご参照ください。 |
メインプロジェクトを使い、効率的にAmbience Space Stationコレクションのサウンドを可視化、検索、試聴することができます。メインプロジェクトに各サブプロジェクトのトラックが含まれ、メディアアイテムはネスト化されたトラックの各種サブプロジェクトを参照します。メディアアイテムを自由に試聴することができ、メディアアイテムは該当するサブプロジェクトのレンダリングされたステレオ出力を参照します。
メインプロジェクトのAmbience Space Station.rpp
でサブプロジェクトメディアアイテムをダブルクリックすると、そのアンビエンスまたはオブジェクト用に用意されているすべてのトラックやレイヤーが配置されたサブプロジェクトを開くことができます。
Region/Marker Managerを使用してさまざまなサブプロジェクトのトラックを探し、そこへ飛ぶことができます。詳細はStrataユーザガイドの リージョンとマーカー をご参照ください。
![]() |
サブプロジェクトのメディアアイテム。これをダブルクリックすると、サブプロジェクトを表示した新しいタブが開きます。 |
![]() |
サブプロジェクトのレンダリングされた出力を参照するメディアアイテム。タイムライン上の任意の位置にカーソルを動かし再生ボタンをクリックすると、レンダリングされた出力を試聴できます。 |
Ambience Space Stationコレクションには以下のサブプロジェクトがあります。
Alien(エイリアン)
Drones(ドローン音)
Objects Space Station(オブジェクト、宇宙ステーション)
Room Tones(ルームトーン)
Space Miscellaneous(宇宙、その他)
Space Rumble(宇宙、振動音)
Ambience Space Stationのトラック、レイヤー、リージョンはStrataの標準カラーと階層を使用します。Strataコレクションのプロジェクトはいずれもメインプロジェクトやサブプロジェクトのトラックレイアウトが似ています。
Strataのカスタムカラーの詳細は、Strataユーザガイドのトラック名とカラーをご参照ください。