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- 補遺

Ambience Warfareは、現代、中世、歴史的、SFなど、さまざまな時代の戦闘のマルチチャンネルベッドトラックです。トラックは各時代の武器、戦闘装備、車両を表現しています。
アンビエントベッドサブプロジェクトは、1次AmbiXで収録されたアセットを高次アンビソニックスでミキシングしたものです。よく使われる複数のマルチチャンネルフォーマットの中から要件に合わせてレンダリングできるようにサブプロジェクトが設定されてあり、バイノーラルから7.0.4、さらにAmbiXの複数の次数のアンビソニックスなどを使用して360度の没入感を実現することができます。
アンビエントベッドサブプロジェクトはシームレスなループを形成し、コントロールトラックですばやくカスタマイズできるようになっています。アンビソニックミキシング用に設定されたサブプロジェクト以外にも、モノラルのレンダリング用に構成されたObjectサブプロジェクトもあり、これらは点音源オブジェクトとして環境に落とし込み動的に演出できます。
アンビソニックミックスのサウンドの距離と強さは、事前に設定したModulation Parameter Controlトラックエンベロープを使って動的に制御できます。ObjectサブプロジェクトのModulation Parameterコントロールトラックで、サウンドの感覚的近さであるDistanceを変更できます。
ダウンロードサイズを最適化するためにコレクションのダウンロードにステレオのレンダリングが含まれており、これをAmbience Warfareプロジェクトで試聴できます。
使用するモニターシステムに合わせて試聴し、幅広い種類のフォーマットにレンダリングできるよう、サブプロジェクトが設定されています。デフォルトのモニター方式はステレオに設定されています。
付属のAmbience Warfare SoundBookにすべてのサブプロジェクトと、関連データや組み込みメタデータの一覧があります。
![]() | 注釈 |
|---|---|
本ユーザガイドでは、このコレクション固有の情報を提供します。すべてのStrataコレクションに共通する一般的な情報については、Strataユーザガイドをご参照ください。 |
メインプロジェクトを使い、効率的にAmbience Warfareコレクションのサウンドを可視化、検索、試聴することができます。メインプロジェクトに各サブプロジェクトのトラックが含まれ、メディアアイテムはネスト化されたトラックの各種サブプロジェクトを参照します。メディアアイテムを自由に試聴することができ、メディアアイテムは該当するサブプロジェクトのレンダリングされたステレオ出力を参照します。
メインプロジェクトのAmbience Warfare.rppでサブプロジェクトメディアアイテムをダブルクリックすると、そのアンビエンスまたはオブジェクト用に用意されているすべてのトラックやレイヤーが配置されたサブプロジェクトを開くことができます。
Region/Marker Managerを使用してさまざまなサブプロジェクトのトラックを探し、そこへ飛ぶことができます。詳細はStrataユーザガイドの リージョンとマーカー をご参照ください。

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サブプロジェクトのメディアアイテム。これをダブルクリックすると、サブプロジェクトを表示した新しいタブが開きます。 |
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サブプロジェクトのレンダリングされた出力を参照するメディアアイテム。タイムライン上の任意の位置にカーソルを動かし再生ボタンをクリックすると、レンダリングされた出力を試聴できます。 |
Ambience Warfareコレクションには以下のサブプロジェクトがあります。
Historic Firearms Battle(歴史的、銃器による戦闘)
Historic Medieval Battle(歴史的、中世の戦闘)
Modern Military Battle(現代、軍隊の戦闘)
Objects Historic Battle(オブジェクト、歴史的、戦闘)
Objects Modern Battle(オブジェクト、現代、戦闘)
Objects SciFi Battle(オブジェクト、SF、戦闘)
SciFi Planet Battle(SF、惑星での戦闘)
SciFi Space Battle(SF、宇宙での戦闘)
Ambience Warfareのトラック、レイヤー、リージョンはStrataの標準カラーと階層を使用します。Strataコレクションのプロジェクトはいずれもメインプロジェクトやサブプロジェクトのトラックレイアウトが似ています。
Strataのカスタムカラーの詳細は、Strataユーザガイドのトラック名とカラーをご参照ください。