2025年のWwiseでは、従来のベータ版リリースのバージョン管理から、新たなバージョン管理へ移行します。
今後はベータ版のリリースごとに、マイナーバージョン番号を1つ増やします。つまりBeta 2はWwise 2025.1.1、Beta 3はWwise 2025.1.2、本番環境向けのバージョンはWwise 2025.1.3となります。このバージョンおよび後続のすべてのマイナーリリースはProductionとDeploymentで使用できます。
ベータ版サイクル中の互換性に関する注意事項
Wwiseのバージョンのページに記載されている通り、Wwiseバージョンのメジャーバージョンが同じであれば前方互換性があります。ベータ版期間中はみなさまからのご意見に基づき、各リリースごとに改善や変更を提供します。そのためBeta 1、Beta 2、Beta 3の間には互換性がありません。イテレーションへご協力いただき、ありがとうございます。
APIの完全な安定性と互換性は、本番環境向けのWwise 2025.1.3リリース以降で確保されます。正式バージョンがリリースされると、ベータ版は従来通り非公開になり、Wwise 2025.1.3へのアップデートが必要になります。これらの改善を取り入れるにあたり、ご理解・ご協力をいただきありがとうございます。
変更を行う理由
2024年に公開されたブログ記事『Wwiseのリリースサイクルに関するニュース』でご説明した通り、ビルドパイプラインの改良により、複数のWwiseマイナーバージョンの開発とリリースを同時に行うことが可能になりました。この効率化されたワークフローと完全に整合させるには、マイナーリリースで正常に使用されているコンフリクトの発生しないブランチ方式を、ベータ版リリースでも採用する必要があります。
これをWwise 2025.1サイクルで最も直接的かつ効率的に実現する方法は、ベータ版ごとにマイナーバージョン番号を増やすことです。当社はパイプラインを継続的に改良しており、今後のメジャーリリースに向けてプロセスを効率化するため、さらに改善を重ねてゆきます。
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