バージョン

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Wwise SDK 2022.1.13
リリースノート 2021.1.2

次のセクションでは、Wwiseバージョン2021.1.1とバージョン2021.1.2の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:

以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。

新機能

  • WG-52085 AK::SoundEngine::TryUnsetMedia APIを、 AK::SoundEngine::UnsetMedia の、より安全な代替として追加しました。
  • WG-53816 新しい2021.1 Spatial Audio機能であるラジアルエミッター、スペーシャルオーディオエミッターのマルチポジショニング、そして一部のアンビエンストリガーボリュームの代わりに使うルームトーンなどを、Wwise Audio Labに実装しました。

APIの変更

動作の変更

  • WG-54465 Error Reportingツールで、ユーザーによるフィールドの追加情報の入力が必要になりました。
  • WG-54605 Sound EngineのDebug、Profile、Releaseのバイナリコンフィギュレーションで、NaNやInfなどの値をパラメータとして送ると、 AK::SoundEngine::SetRTPCValueAK::SoundEngine::SetGameObjectAuxSendValues などの様々なSDK関数が、 AK_InvalidFloatValue を返して実行を飛ばすようになりました。これは、今までDebugとProfileのバイナリコンフィギュレーションで行われましたが、Releaseでは行われませんでした。

パフォーマンスの変更

  • WG-54125 Spatial Audio - ポータルとゲームオブジェクト間のパスの計算を最適化し、できる限り最短のパスを計算するようにしました。
  • WG-54472 ローパスフィルタ、Parametric EQ、Reflectなど、biquadフィルタを使うEffectのパフォーマンスを改善しました。以下が、その成果です:
    • モノラル処理のスループットパフォーマンスを、最大2.5倍まで改善。
    • ステレオ処理のスループットパフォーマンスを、最大1.3倍まで改善。
    • 7.1とアンビソニックの処理のスループットパフォーマンスを、最大2.2倍まで改善。
  • WG-54505 AkInitSettings::bDebugOutOfRangeCheckEnabled を有効にしたときの、SoundEngineのパフォーマンスを改善しました。この機能を有効にすると、CPU使用の増加が1.50x~3.00倍であったのに対し、増加が1.05~1.10倍になり、より多くのシナリオで有効にできるようになりました。

バグ修正

  • WG-53415 修正済み: Performance MonitorがLoudness Meterビューを開かずにLoudness Meterデータを表示すると、Wwiseはキャプチャ中に最大CPUを使いました。
  • WG-53606 修正済み: Open Containing Folderを使うときに、複数のWindows Explorer ウィンドウが開きました。
  • WG-53734 修正済み: 低メモリの状況下では、 CAkMultiBandEQ や CAkPitchShifterFX でクラッシュする可能性がありました。
  • WG-53739 修正済み: 低メモリの状況でAudio Device Effectsを使うと、クラッシュしました。
  • WG-53751 修正済み: Init.bnk が正常にロードされていないときに AK::SoundEngine::GetSpeakerConfiguration をコールすると、ハングしました。
  • WG-54053 修正済み: Remote Desktop Connectionを使いリモートオーディオ設定を変更すると、クラッシュする可能性がありました。
  • WG-54061 修正済み: すでにロードされたSoundBankをプロファイリングしてロードすると、クラッシュしました。
  • WG-54062 修正済み: Ambisonicチャンネルコンフィギュレーションの使用時にSound Engineを終了させると、クラッシュする可能性がありました。
  • WG-54075 修正済み: 関数 AK::SoundEngine::PostMIDIOnEvent で低メモリの状況下でのメモリリーク。
  • WG-54200 修正済み: AKSIMD_TESTZERO_V8F32 は、提供されたベクトル全体が0に等しくないかどうかを確認しませんでした。
  • WG-54375 修正済み: AK::SoundEngine APIコールに渡すユーザーデータが大きすぎたときに、エラーが報告されませんでした。
  • WG-54408 修正済み: "Profile Only" オプションを使ったゲームに接続すると、Wwise Authoringがクラッシュする可能性がありました。
  • WG-54500 修正済み: ルームにGeometryが関連付いていれば、ルームのExtentが、その関連するGeometryのボリュームだけを表しました。
  • WG-54513 修正済み: Blend Containerを、それに関連するBlend Trackを1つ削除してから再生すると、Wwiseがクラッシュしました。
  • WG-54555 修正済み: 報告されたSpatial Audio - CPUの報告よりも大きい値が、Spatial Audio - Portal Path Validation CPUと、Spatial Audio - Path Validation CPUで報告されることがありました。
  • WG-54570 修正済み: (Spatial Audio) ポータルを通り、他のポータルが多数接続されているようなルームへと移動すると、余計なパスやサウンドポジションが観察されました。
  • WG-54584 修正済み: (Spatial Audio) ルームやポータルからリスナーまでのサウンドのパスが、Game Object 3D Viewerに表示されないことがありました。
  • WG-54603 修正済み: 過大なファイル使用による、WwiseConsoleの減速。
  • WG-54621 修正済み: スプラッシュスクリーンにWwiseバージョン名が表示されませんでした。
  • WG-54661 修正済み: ビューにEffectが表示されていないときに、Effect EditorでHelpを開くと、クラッシュしました。
  • WG-54670 修正済み: Voice Inspectorで報告される値(Volume、LPF、HPF)が、更新されないことがありました。
  • WG-54671 修正済み: アンパサンド(&)が、Project ExplorerのShareSetsタブのEffectsリストで、正しく表示されませんでした。
  • WG-54831 修正済み: Performance MonitorにあるSpatial Audioカウントは、Spatial Audioプラグインを実行中でないときに、0にリセットされませんでした。
  • WG-54840 修正済み: "Z"スライダがSpeaker Pannerビューで欠落していました。

コミュニティで報告されたバグの修正

  • WG-48424 修正済み: バージョンコントロール下でプロジェクトを保存すると、クラッシュする可能性がありました。
  • WG-54269 修正済み: 無効なAkAudioBufferに対し、 AkAudioBuffer::ZeroPadToMaxFrames をコールすると、クラッシュしました。
  • WG-54399 修正済み: メーターをダブルクリックすると、クラッシュしました。
  • WG-54663 修正済み: (Mac Authoring) External Editorsと、Command Add-onsを、実行できませんでした。
  • WG-54745 修正済み: 誤動作するカスタムのシンクプラグイン(sink plug-in)を使うと、クラッシュしました。
  • WG-54838 修正済み: WAAPIを使うと、シャットダウンするときにクラッシュする可能性がありました。

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