バージョン

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Wwise SDK 2023.1.3
リリースノート 2022.1.7

次のセクションでは、Wwiseバージョン2022.1.6とバージョン2022.1.7の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:

以前のバージョンの詳細については、以前のリリースノート をご覧ください。

パフォーマンスの変更

  • WG-65225 Wwiseのデフォルトのメモリアロケータを使用する場合、すべての割り当てが、スレッドローカルヒープに依存するのではなく、単一のグローバルヒープに移動されるようになりました。これにより、プロセスの存続期間全体を通じてWwiseによって予約されるメモリの量が大幅に減少し、時間の経過と共にメモリ予約が安定し、より予測可能になります。

    Wwiseでの激しいマルチスレッドアクティビティが原因で、グローバルヒープ上で重大なCPU競合が見られた場合に、Wwiseのデフォルトメモリアロケータの新しい設定 AkMemSettings::uMaxThreadLocalHeapAllocSize を利用できるようになりました。 これを使用して、グローバルヒープではなくスレッドローカルヒープによってメモリ割り当てを処理するしきい値を構成できます。デフォルトでは0に設定されます。

    AkMemSettings::uMaxThreadLocalHeapAllocSizeが0以外の値に設定されていても、AK::MemoryMgr::InitForThreadを実行していないスレッドで発生するメモリ割り当てでは、引き続きグローバルヒープを使うことに注意してください。これは、AK::MemoryMgr::InitForThreadAK::MemoryMgr::TermForThreadも実行していない非Wwiseスレッド上の一部のサウンドエンジンAPIとやり取りする時に、スレッドローカルヒープが意図せず作成されないことを目的としています。

    また、AkMemSettings::pfAllocVMを呼び出して新しいメモリブロックを予約するために使用されるデフォルトサイズは、すべてのプラットフォームで2MiBになり、2MiBページ マッピングを利用する機会が増えました。これにより、サウンドエンジンの実行中に発生するトランスレーションルックアサイドバッファ (TLB) ミスが減少し、パフォーマンスがわずかに向上します。さらに、rpmallocは、未使用メモリのキャッシュを減らし、メモリ使用量が少ない期間により容易にメモリを解放するよう構成されます。

バグ修正

  • WG-61028 修正済み: サウンドエディタの操作中にWAVファイルを変更する際に、クラッシュする可能性があります。
  • WG-65000 修正済み: (Spatial Audio) 一致する複数の面で反射すると反射が不安定になり、閉じたジオメトリから漏れることが時折あります。
  • WG-65525 修正済み: 1つのサウンドで2回使用されているRTPC(リアルタイムパラメータコントロール)が、片方のRTPCのみ削除した場合に完全に無効になります。
  • WG-65860 修正済み: RTPCタブでカーブがピン留めされている場合、操作を元に戻す時にクラッシュする可能性があります。
  • WG-66084 修正済み: Audiokineticのメモリ割り当てデバッグ関数のデフォルトインプリメンテーション (AkMemSettingsで提供) はスレッドセーフではありません。
  • WG-66085 修正済み: モニタリングコードAkDataCreatorBase::Grow()でクラッシュする可能性がありました。
  • WG-66813 修正済み:一部のバックグランドタスクが遅延します。
  • WG-66842 修正済み: アクティブなプラグインへの新しいRTPCの追加が正しく同期されません。
  • WG-66987 修正済み: オーサリングによるRTPCデフォルト値の変更が、アクティブなプラグインと同期されません。

コミュニティで報告されたバグの修正

  • WG-63861 修正済み: Unrealの"Generated Sound Banks Folder User Override"設定名がWwiseのオーサリング名"Root Output Path"と一致しません。
  • WG-65198 修正済み: ファイル変換エラーまたはソース管理エラーに続くVorbis変換でクラッシュが発生します。
  • WG-65300 修正済み: サウンドバンク生成中のソース管理操作の検証で、誤ったチェックアウトエラーが発生します。
  • WG-65918 修正済み: アテニュエーション(減衰)が設定されており、Project Settingsでオプションが有効になっている場合、バスおよびAuxバスのサウンドバンクメタデータにMaxAttenuation属性がありません。
  • WG-65947 修正済み: バージョン管理下のプロジェクトの場合、一部のサウンドバンクファイルが Submit ChangesまたはCommitダイアログに表示されません。
  • WG-66058 修正済み: AkInitSettings::uNumSamplesPerFrameに2のべき乗でない値を設定してサウンドエンジンを実行すると、AK Convolutionでハングしました。
  • WG-66609 修正済み: "Background Analysis"オプションをオンあるいはオフにして変換した場合のWEMにおけるファイルの違いにより、メタデータの違いが生じます。再生成する前にすべての.akdファイルを削除することにより、この問題を回避できます。
  • WG-66806 修正済み: ローカルモジュレータがまだアクティブな状態でUnregisterGameObjが呼び出された場合、AkGameSyncValueTreeItem::Termでアサートが発生します。

ドキュメントの改善


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