バージョン

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警告:あなたのメジャーリリース ( 2023.1.8.8601 ) に該当する最新ドキュメンテーションが表示されています。特定バージョンのドキュメンテーションにアクセスするには、Audiokinetic Launcherでオフラインドキュメンテーションをダウンロードし、Wwise AuthoringのOffline Documentationオプションにチェックを入れてください。

User Preferences

Wwiseソフトをカスタマイズするために指定できるユーザプリファレンスを、以下に示します。

項目

内容

Confirmation messages

ユーザが以前にDon’t ask me againを選択してオフにした確認メッセージ(やり直しができない操作に関するアラート)を、全てオンにする。

External Editors

Windows Openダイアログ(またはMac Finder)が開くので、外部オーディオファイルエディタまで移動して、Wwiseから直接アクセスできるエディタのリストに追加する。追加すると、Wwiseの作業を中断せずに、使い慣れたツールを使ってインポートしたオーディオファイルを編集できる。

選択した外部オーディオファイルエディタを、リストから削除する。

選択中のエディタをデフォルトとして設定して、必要に応じてこのエディタをリストのトップに移動する。リストの最初にあるエディタが、常にデフォルトエディタである。

[ヒント]ヒント

多くのビューで、項目を選択してショートカットCtrl+Eを押すと、デフォルトの外部エディタが起動される。

検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「表の使用」を参照。

検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。

[注釈]注釈

「List View」「Query Editor」「MIDI Keymap Editor」「Referenceビュー」で、ノードが閉じて非表示となっている項目は検索対象とならない。

表のヘッダを右クリックしてConfigure Columnsダイアログを開き、表示する列と順番を指定する。「表の使用」 を参照してください。

Name

外部オーディオファイルエディタの名前を指定する。

Path

外部オーディオファイルエディタの場所を指定する。

Start Mode

同時に複数のオーディオファイルを開く時の、外部エディタアプリケーションの起動モードを設定する。

  • Single Process: Edit in External Editorリクエストがある度に、Wwiseでプロセスを1つだけスタートさせて、編集するファイルのリストを引数としてプロセスに渡す。これがデフォルト値で、ほとんどのエディタに推奨されるもので、引数で複数ファイルを扱える。

  • Multiple Processes: Edit in External Editorリクエストがある度に、編集するファイル1つに対して1つのプロセスをスタートさせる。Wwiseで、1つのプロセスに対する引数として1つの編集用ファイルを渡す。オーディオエディタが複数のファイルを引数として扱えない場合は、このオプションを選択する。

Windows Openダイアログが開き、オーディオファイルエディタの実行ファイルの場所まで移動できる。

User Interface

Theme

WwiseのUIを、色合いのよいベーシックな組み合わせから設定できる:

  • Classic: 初期リリースから使われてきた、Wwiseのグレー系のUI。

  • Dark: ダークカラー中心の新たな色調。

Themeを変更する場合も、カラー調整スライダーを使う場合も、その効果が分かるようにUser Preferencesダイアログが更新されるので、User PreferencesのOKボタンをクリックする前に変更内容を確認できる。

Lightness

デフォルトが0のスライダーで、選択中のテーマの色彩をオフセットし、濃くしたり(-1から-100)、うすくしたり(1から100)できる。

Contrast

デフォルトが0のスライダーで、選択中のテーマの色彩のホワイトレベルの強弱を設定できる。範囲は、ホワイトレベルなしの-100から、完全なホワイトレベルの100まで。

Saturation

デフォルトが0のスライダーで、テーマカラーの彩度を定義し、0はソフトでスタンダードな色、100はその真逆の明るくまぶしい色となる。

デフォルトが0のスライダーで、ニュートラルグレーであるUIエレメントの、色彩を調整できる。範囲は0°から360°までで、これは色相環に相当し、ニュートラルグレーのUIのカラーが変わる。Colorの変更が目に見えるのは、Saturationレベルが正である場合に限る。

Enable High DPI

4Kや5KモニタなどのHigh DPIディスプレイ用にWwiseを最適化する。

無効にすると、標準的なディスプレイのピクセル数と同様の比率に縮小される。

Background Processing

Analyze WAV files to find peaks and prepare them for HDR playback

WAVファイルをインポートまたは変更した時に、自動的にWAV分析を実行するかどうかを指定する。以下のデータが作成される:

  • 波形を表示するための、ピーク情報。

  • ラウドネスノーマリゼーション用のラウドネス分析。

  • HDRエンベロープ用のRMS分析。

本オプションを無効にすることは、推奨されない。

Wwise Authoring API

Enable Wwise Authoring API

Wwise Authoring API用の接続を、以下の設定に従い開通させる。

Allow connections from

有効とみなされるIPアドレス(IPv4、またはIPv6)の、コンマ区切りのリスト。例えば、localhostで稼働中のローカルサーバがあれば、, IPアドレスは127.0.0.1となる。Wwiseは、それ以外から入ってくる接続をブロックする。このフィールドは、特別なキーワードもサポートする:

  • *は、どのIPアドレスからの接続も許可する(セキュアでなく、推奨されない)。

デフォルト値: 127.0.0.1,::1

オリジンからのブラウザ接続を許可する。

有効とされるオリジン (http://host:port) の、コンマ区切りのリスト(HTTPヘッダOrigin)。例えば、ローカルサーバがport 8081で稼働していれば、オリジンは http://localhost:8081となる。他のオリジンからくる接続は、Wwiseがブロックする。これはクロススクリプティング攻撃に対する唯一の対策となるので、充分に注意して使うこと。このフィールドは、特別なキーワードもサポートする:

  • *は、どのようなオリジンのウェブページでも接続を許可する(セキュアではなく、推奨されない)。

デフォルト値:

WAMP ポート

Wwise Authoring APIサーバーで使用されるWAMPポート番号を指定します。

デフォルト値: 8080。

HTTP ポート

Wwise Authoring APIサーバーで使用されるHTTPポート番号を指定します。

デフォルト値: 8090。

WAMP max clients

Wwise Authoring APIサーバにWAMP経由で同時接続できる、クライアントの最大数を指定します。

デフォルト値: 5。

HTTP max clients

Wwise Authoring APIサーバにHTTP POST経由で同時接続できる、クライアントの最大数を指定します。

デフォルト値: 2。

MIDI

Display Middle-C As

MIDIノートは固定された範囲内で数値( 0 - 127)にマッピングされる。MIDI仕様ではノート番号60をMiddle Cと定義し、その他のノートはこれに相対的となる。Middle CをどのオクターブにするかによってMIDIデバイスやソフトプログラムの種類で差異が生じる。

このオプションで、どのオクターブのCをMiddle Cとするのかを指定する。マッピングの選択肢を以下に示す:

  • C3: MIDIノートの範囲をC-2からG8とする

  • C4: MIDIノートの範囲をC-1からG9とする

  • C5: MIDIノート範囲をC0からG10とする

デフォルト値: C4。

Live Media Transfer (Experimental)

Enable Live Media Transfer

選択すると、ゲームに接続中にサウンドメディアを追加または変更し、SoundBankを再生成することなく結果を聞くことができます。この機能はオーディオソース、MIDI、「AK Convolution Reverb」プラグインが使用するインパルス応答ファイルに対して実行できます。新しいSound SFXやMusic Segmentを作成するには、Audio File ImporterダイアログやProject ExplorerへのWAVファイルのドラッグ&ドロップなど、通常のワークフローを使用します。このオプションを有効にしない限り、これらのワークフローをゲームに接続中に利用することはできません。

[注釈]注釈

この機能は実験段階にあり、デフォルトで有効になっていません。メディアを追加または変更すると、メディアの初回再生時にわずかな遅延が発生する場合があります。

Max memory for Media updates (MB)

Live Media Transferが使用できる最大メモリ量を指定します。新規および変更されたメディアは、ディスクやゲームパッケージ内のファイルを置き換えることなく、ゲームが終了するまでメモリ内に保持されます。Wwiseプロジェクトで追加または変更され、ゲームが使用中のメディアのみが転送されます。

制限に達するとCapture Logにエラーが記録されます。

Live Media Transferが使用するメモリ量は、Advanced ProfilerのLoaded Mediaタブで追跡できます。SoundBank Name列で、この機能に関連して転送されたメディアは「From Authoring」とラベル付けされます。

Live Media Transferが使用するメモリ量は、Advanced ProfilerのMemoryタブにあるUsed値と、Performance MonitorのTotal Used Memoryにも表示されます。なお、このメモリ負担は一時的なもので、パッケージされたゲームが使用するメモリ量はこれより低くなります。

デフォルト値: 2000。

変更を保存し、User Preferencesダイアログを閉じる。

User Preferencesダイアログが閉じ、変更は保存されない。


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