Wwiseの基本的なアプローチ

目次

Wwise、Cube、コース教材をインストールする

これより、Wwiseを活用してビデオゲームにサウンドを組み込む技術を習得するためのコースをスタートします。ステップごとの指示に従ってCubeという実際のゲームにサウンドを実装することで、Wwiseの使い方を学びます。CubeはWwise Wwizardが魔法のジェムを使いながら、恐ろしいモンスターたちを撃退する一人称視点のアドベンチャーゲームです。サウンドデザイナーの役割は、このゲームを盛り上げるサウンドスケープを制作することです。

最初にAudiokinetic Launcherをインストールします。次にこのAudiokinetic Launcherを使用して、モジュールをすすめるために必要なリソースをすべてインストールします。これにはWwiseオーサリングアプリケーション、Cubeデモゲーム、コース教材が含まれます。

  1. まだAudiokinetic Launcherをインストールしていない場合は、Wwiseのダウンロードページ(https://www.audiokinetic.com/download)を開きます。すでにLauncherがインストールされている場合は、Launcherを開いてステップ5にすすみます。

  2. 使用中のシステムに合わせてWindowsまたはMacのOSオプションを選択して Download Audiokinetic Launcher ボタンをクリックします。

  3. ログインのプロンプトが表示されます。すでにAudiokineticユーザアカウントをお持ちの場合は認証情報を入力します。お持ちでない場合はCreate accountをクリックします。

  4. ログインした後にインストーラが自動的にダウンロードされます。お使いのコンピュータにダウンロードしたファイルを開き、AudiokineticLauncherインストーラを実行してインストール手順に従います。

    インストールが完了した後にAudiokinetic Launcherが自動的に開き、ホームページが表示されます。このページでAudiokineticコミュニティの最新情報を確認することができます。

  5. Audiokinetic Launcherの右上にある Log in をクリックします。ダイアログが開いた後にAudiokineticアカウントの認証情報を入力し、Log inをクリックします。

  6. Learnページを選択してWwise Fundamentalsをクリックします。

  7. ページの一番下にあるInstallをクリックします。

  8. インストール先のディレクトリを確認してInstallをクリックします。

  9. プロンプトに従い、インストールを確定します。処理中に管理者のユーザ名とパスワードの入力を求められることがあります。

    レッスン内容に対応したバージョンのWwise、Cube、コース教材が、Launcherによってインストールされます。インストールが完了すると、各アイテムの横に緑色のチェックマークが表示されます。

    [Note]

    Wwiseのバージョンシステムでは、版(バージョン)が YEAR.MAJOR.MINOR.BUILD と表されます。検定コースのインストール時期によってバージョン番号が異なるため、この検定コースのイメージ図ではバージョン番号をぼかしてあります。

  10. WwiseやCubeの横に表示されるバージョン番号をメモしておいてください。

    特にWwiseやCubeの別のバージョンをインストールしている場合は、Wwiseを起動したりCubeを実行したりするたびに、この番号を意識する必要があります。

    Wwise、Cube、コース教材のインストールが完了したので、コース教材フォルダのコピーをCubeのインストール先に配置します。

  11. Course Materialsの右側にあるOpen Containing Folderを選択します。

  12. ファイルシステムのブラウザが開いたら、保存フォルダのWwiseFundamentals20xx.x.x.xxを選択してコピーします。

  13. お使いのコンピュータのタイプに応じて以下のフォルダに移動し、WwiseFundamentals20xx.x.x.xxフォルダをペーストします。

    Windows:

    Audiokinetic\Cube 20xx.x.x.xxxx\Cube

    Mac:

    Applications/Audiokinetic/Cube 20xx.x.x.xxxx/Cube

  14. WwiseFundamentals20xx.x.x.xxフォルダを開いて、中身を確認します。

    WwiseFundamentals20xx.x.x.xxフォルダ内には、モジュールごとのフォルダがあります。これらのフォルダには各モジュールに固有のWwiseプロジェクトが入っています。WAVファイルが入っているフォルダもあり、モジュールをすすめていく中でWwiseにインポートします。


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