Wwiseの基本的なアプローチ

目次

モジュール12:Master Audio Busについて

ゲームプレイ中に50個以上のサウンドが同時に再生されるのは珍しいことではありません。このモジュールでは、それらのサウンドがWwiseでどのようにすべてミキシングされるのかについて学びます。コンピュータやビデオゲームのコンソールに左と右の2つの出力チャンネルしかない場合について考えます。

ミキシングという呼び名から、Actor-Mixerオブジェクトでミキシングが行われると思われるかもしれませんが、そうではありません。実際にはActor-Mixer Hierarchy内のどのオブジェクトでもミキシングは実行されません。代わりにProject ExplorerのMaster-Mixer Hierarchyで、サウンドのミキシングが実行されます。これまでのモジュールで特に述べられていなかったWwiseの階層エリアですが、すでに使用していたことが、まもなく明らかになります。

またVoice Profilerレイアウトも使用します。このレイアウトはモジュール7:Game Syncのプロファイリングでサウンドの最終ボリュームがどのように決定されるのかを確認するために使ったため、覚えているかもしれません。

このモジュールを終了すると、以下のスキルが身に付きます。

  • オブジェクトがルーティングされるバスを確認する

  • Voice Profilerを使用してサウンドの最終的なボリュームを特定する

このモジュールをはじめる前に、以下の作業が完了していることを確認してください。

おおよその所要時間:

  • 20分間


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