Wwiseの基本的なアプローチ

ここまでモジュールをすすめてきましたが、モジュール1：サイレンスからサウンドへでMainという名前のSoundBankを作成して生成したことを覚えていらっしゃるでしょうか。それ以降はSoundBankを生成しなくても、デザインしたサウンドをCubeゲームで試すことができました。これが可能だったのは、モジュールでWwiseをCubeに接続するという、一時的な代替手段を使用したためです。Cubeに接続している限り、Wwiseプロジェクトのコンテンツやプロジェクトで行ったすべての変更はゲームに反映されます。

ゲームに接続しながらサウンドデザインに取り組むことで、迅速なイテレーションを実現できます。しかし最終的には、プロジェクトのコンテンツをゲームで永続化する必要があります。SoundBankを生成、構築、生成することで永続化を実現できます。このモジュールでは、2つめのSoundBankを生成し、Eventがゲーム中のどのタイミングで必要になるかに応じて、2つのSoundBankのどちらかにEventをすべて追加します。