はじめてみよう

目次

事前準備

この技能検定は、Wwiseの上級用法や最適化を網羅し、Wwiseの一般的な使用範囲を超えた使い方を学びます。その為、Wwiseについては技能検定(101201)や、現場での仕事を通して知っているものという前提で、レッスンを進めます。

Wwise Unityインテグレーションの経験は不要で、この技能検定はWwise内の最適化を学びます。Unityゲームエンジンを覗いてみるように指示されますが、Unity関連の手順は非常に明確に説明され、Unity未経験者を対象としているため心配はありません。

Unity(上のイメージ図にあるゲームエンジン)を使えるように、まず基本を理解するための手順を行い、WAG Unityプロジェクト内で自由に操作できるようにします。オンライン情報へのリンクを載せますので、Unityについてより学べるとおもいます。なお、WAGゲームプロジェクトはわずかにカスタマイズされています。その為、標準Unityに入っていない機能もあります。カスタマイズされた機能としてWwise PickerやAudiokineticツールバーなどが該当しますが、それらについては後述します。

この技能検定レッスンを受講する前に、以下を確実に行ってください:

  • Wwiseライセンスを取得してください(詳しくは後述の 251 コースライセンスを取得するを参照)。

  • WindowsまたはMacのコンピュータに、以下を設定してください:

    • ヘッドフォン、またはスピーカー

    • インターネット接続(ソフトウェアのダウンロードに必要)。

    [注釈]

    あなたのコンピュータにポップアップブロックがインストールされている場合、本コース教材に掲載されているAudiokinetic Launcherのさまざまなページへのリンクを使用するためには、それを無効にしてください。

  • Unity Editorのインストール。

    [注釈]

    Wwise Adventure GameのUnityプロジェクトをビルドし保存するのに使ったUnityのバージョンは、2018.4.32f1です。この技能検定コースを進めるにあたり、これが最適バージョンとなります。そのため、この技能検定コースでUnityと記載がある場合、Unity 2018.4.32f1を意味します。とはいえ、このバージョンはLTS (Long Term Support) バージョンであるため、2018.4.x というバージョンであれば、互換性があります。

  • Audiokinetic Launcherのインストールと、そこから:

    • Wwise のインストール

      [注釈]

      Wwise Adventure GameのWwiseプロジェクトをビルドし保存するのに使ったWwiseのバージョンは、2019.1.4です。このインテグレーションバージョンがWwise 2019.1.11などの現行や最新の各種マイナーバージョンに推奨され、動作が保証されています。このため、この技能検定において"Wwise"とは常にWwise 2019.1.11を指しています。

    • Wwise Adventure Gameのインストール(以下を含む):

      • WAGのWwiseプロジェクト。

      • WAG のスタンドアロンバージョン。

      • WAGのUnityプロジェクト。

      [注釈]

      このゲームは、ある程度のグラフィックパフォーマンスを有するコンピュータ向けに最適化されていることに注意してください。ローエンドデバイスでは、低いフレームレートが特にUnityで作業する場合に問題となります。コンピュータのハードウェア仕様情報は、Unityのホームページにある最低要件に関する内容を確認してください。


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