バージョン
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ターゲットプラットフォーム:
Wwise SDK 2018.1.11
Android に固有の情報

以下のページには、Android 対応 Wwise SDK の使用に特定の情報が含まれています。

プラットフォーム要件

  • 標準のAndroid SDK Toolsや、標準のAndroid NDKをインストールすればいいだけです。Wwiseは、SDK Tools 26.1.1と、NDK r17cを使用します。

Note:

  • Androidにサンプルプラグインをビルドするには、ndk-buildを使用する必要があります。
  • このmakefileは、NDK_ROOT環境変数の指すとおり、Android NDKツールチェインに依存しています。

Androidライブラリをビルドするには、スクリプトBuildAllAndroid.cmdを使い、希望するプラットフォームと、コンフィギュレーションで(つまりBuildAllAndroid.cmd armeabi-v7a debug)、windowsで、SDK/source/SoundEngineフォルダにビルドします。これにより適切なパラメータでndk-buildをコールします。 このスクリプトがターゲットできるのは、サポートされている4つのアーキテクチャ (v7a, x86, v8a-64, x86_64) の、3つのコンフィギュレーション (debug, profile, release)です。

"高速オーディオパス"(短レイテンシー)を使用する

最近のOSバージョンでは、Googleが"高速オーディオパス"を導入しました。これにより、いくつかの条件が満たされた場合に内部処理の一部がバイパスされ、OSおよびハードウェア処理の待ち時間が大幅に短縮されます。詳細は、次のページを参照してください: Androidでのレイテンシーのコントロール

SoundBankの実装とロード

Androidでは、3種類のサウンドバンクの実装とロード方法があります:

  1. Android application package (APK)の一部としてサウンドバンクを実装する。
    アプリケーションのデバイス実装前に、サウンドバンクをAndroid NDKプロジェクトの"assets"サブフォルダに入れて、APKで通常通りにパッケージする(または、他のツールで同等の処理をする)必要があります。APKからバンクファイルを読み込むには、APKアーカイブ内の、"assets"標準ディレクトリのバンクの相対パスを指定しなければなりません。方法は、 CAkDefaultIOHookBlocking::SetBasePath() をコールします。自動的には行われません。
  2. Android Application Split Binaryの一部として SoundBanks を実装します (またはOBB). OBBからサウンドバンクを読み込むには、OBB内のバンクの相対パスと、メインAPK内のバンクの相対パスが、同一である必要があります。
  3. サウンドバンクを Android デバイスのファイルシステムディレクトリに直接実装する。 サウンドバンクは、デバイスのファイルシステムのどこにでも実装することができます。追加できるディレクトリ数に制限はなく、追加するには、 CAkDefaultIOHookBlocking::AddBasePath() を使います。

$<Wwise>/SDK/samples/SoundEngine/Android にあるデフォルトの低レベルの実装では、APK、OBB ならびに POSIX ファイルにアクセスできます。JavaVM ならびに the NativeActivity と共に CAkDefaultIOHookBlocking::InitAndroidIO 関数を呼び出し、APK ならびに OBB リーダーの両方を初期化します。

Note: デフォルトのLow Level IOが正しく作動するには、OBBアーカイブが暗号化されていない状態(unencrypted)である必要があります。そうでなければ、独自のIOを書く必要があります。
Note: OBB の読み込みはlibzipを使って行います。Libzip 下にあるライセンスを確認してください。。ライセンスを承諾しない場合には、コンピレーションフラグで "REMOVE_LIBZIP" シンボルを指定して、 LibZip の使用を無効にしてください。そうした場合、OBBを読み込むために独自のIOを書くか、使用前にOBBの圧縮を解除する必要があります。

IO システムは、与えられたパスによって、逆順、最後に追加したものを最初に、APK コンテンツを最後にファイル検索します。これによりDLC コンテンツが APK コンテンツに取って代わることが可能です。

低レベルI/O サブモジュールの実装方法についての詳細は、 低レベル I/O を参照してください。

Android ライブラリ フレーバー

Wwise SDK のプリコンパイル ライブラリは、このフレーバーでコンパイルされています:

  • armeabi-v7a と NEON
  • x86 と SSE
  • arm64-v8a とNEON
  • x86_64 と SSE

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