レッスン 6

目次

メモリの使用

ロードするメモリを小さくするために、大きいSoundBankを複数の小さいSoundBankに小分けします。そうすることでランタイムのメモリ使用をかなり削減できます。まず最初に、すべてをロードしたときの、現行のSoundBankメモリ使用を予測し、次に、SoundBankのロードを最適化したときの予測値と比較してください。

  1. WAG UnityプロジェクトのAudiokineticメニューからCertification > 251 > Lesson 6に移り、All In Oneを選択します。

  2. Playをクリックします。

  3. WAG Wwiseプロジェクトに切り替え、ツールバーのRemote…ボタンをクリックします。

  4. Remote ConnectionsのAvailableタブで、稼働中のWAGゲームをダブルクリックします。

  5. Unityプロジェクトに戻り、Playをクリックしてプレイモードを終了させます。

  6. WwiseプロジェクトでLayoutsメニューに移り、Profilerを選択します。

  7. Advanced Profilerで、Memoryタブを選択します。

    All_In_OneというSoundBankを見るには、それがロードされている時間に合わせます。

  8. タイムカーソルを左にドラッグし、All_In_OneというSoundBankがAdvanced Profilerに表示されたところで止めます。

All_In_Oneの下のリストを見ると、Used列でメモリ使用量が~15.9 MBとなっています。本レッスンを通して、All_In_OneというSoundBankを、複数の小さなSoundBankに小分けして、それを必要に応じてロードしたりアンロードしたりできるようにします。SoundBankの合計サイズは小さくなりませんが、常にロードされるオーディオコンテンツが少なくなり、オーディオに必要なランタイムメモリが少なくなります。


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