バージョン

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Event Editor

Event Editorで、プロジェクトのアクションイベントを管理します。アクションイベントとは、サウンドオブジェクト、ミュージックオブジェクト、モーションオブジェクト、各種構造などに適用する各種アクションのことで、例えばPlay、Pause all、Stop all exceptなどです。これらのイベントはゲームエンジンに組み込まれ、ゲーム中に適宜トリガーされます。1つのイベントに複数のアクションが入っていることもあります。各アクションの具体的なプロパティや特別条件をここで設定できます。

イベントの中のオブジェクトのステータスを示すEvent Editorの色分けを、以下に示します。

  • ― 現在のプラットフォームに含まれるオブジェクト。

  • グレー― 現在のプラットフォームに含まれないオブジェクト。

  • :関連オブジェクトが欠如しているイベントアクション。

項目

内容

Name

イベント名。必ず固有の名前とする。

Notes

イベントの詳細として、イベントに付随させる追加情報。

Event ID

イベントに付けられるID番号。Wwiseでは、必ずイベントに固有の番号が割り振られる。

文字列に対応していないゲームエンジンを使うプロジェクトでは、Event IDをイベント名代わりに利用できる。

Event Actions

Project Explorer- Browserが開くので、選択中のイベントアクションにアサインするオブジェクトを選択する。

選択中のイベントアクションにアサインされているオブジェクトを削除する。

No.

イベントアクション番号。この番号で、アクションの実行順位が決まる。

(Action Selector)

このイベントに追加できる全てのアクションのリストを表示する。全てのアクションのリストを表示させるには、セレクタボタンをクリックする。

PF

イベントアクションを現在のプラットフォームで含めるかどうかを指定する。

選択すると、このイベントアクションが現在のプラットフォームに含まれる。選択しないと、このイベントアクションが現在のプラットフォームで除外される。

Actions

実行するアクションタイプ。

選択したアクションタイプによって、Actionセクションに表示されるプロパティが変わる。

オブジェクト

アクションを適用するオブジェクトの名前。

Exceptタイプのアクションを選択すると、Objects欄にException Listの展開・縮小ボタンが追加される。次に、このアクションから除外するオブジェクトを追加設定する必要がある。

Scope

このアクションをゲーム中のオブジェクトに適用する範囲。2種類の適用範囲を、以下に示す。

Game object:イベントアクションを、そのイベントをトリガーしたゲームオブジェクトに適用。

Global:イベントアクションを、全ゲームオブジェクトに適用。

Exceptに指定したアクションに関しては、スコープがアクションとException Listの各オブジェクトに設定される。デフォルトでアクションのスコープがGame objectに設定されるが、オブジェクトの1つがGlobalスコープに設定されれば、そのアクションのスコープも自動的にGlobalに設定される。

Notes

このイベントアクションに追加できる、追加情報やコメント。

 

階層における位置

選択中のオブジェクトのパス、つまりプロジェクト階層における場所。

本フィールドは、リードオンリーである。

 

アクションプロパティ

各イベントアクションに関するプロパティ。

本セクションはコンテキスト(内容)に対応するので、表示されるプロパティは、Event Actionsリストで選択したアクションタイプによって変わる。各種イベントアクションのプロパティ内容を確認するには、以下に記載されたアクションのリンクをクリックすること (「イベントのアクションリスト」)。

イベントのアクションリスト

Wwiseで設定できる全てのアクションタイプを、下表に示します。それぞれのイベントアクションに関連するパラメータを見るには、リンクをクリックします。

アクションタイプ

内容

アクションプロパティ

Play

対象Wwiseオブジェクトを再生する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Probability:アクションPlayが実行される確率を決めるProbability値。

Post Event

イベントをほかのイベントの中からトリガーする。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Break

現在のオブジェクト(単数または複数)再生の終了を待ちつつ、ループするサウンド、モーションFXオブジェクト、Continuousコンテナの再生を停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Stop
停止

対象Wwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Stop All
全て停止

全てのWwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Stop All Except
他を全て停止

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Pause
一時停止

対象Wwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions:対象Wwiseオブジェクトに適用されているResumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Pause All
全て一時停止

全てのWwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions:Resumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Pause All Except
他を全て一時停止

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions:Resumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Resume
再開

前に一時停止した対象Wwiseオブジェクトの再生を再開する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:対象オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume:対象Wwiseオブジェクトに適用されている全てのPauseアクションをクリアする。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと1つのPauseアクションだけが取り消されるので、他のPauseアクションはそのまま残る。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、単純なResumeアクションでオブジェクトの再生を再開することができない。強制的に再生するには、Master resumeオプションを使用すること。

Resume All
全て再開

一時停止した全てのWwiseオブジェクトの再生を再開する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume:対象Wwiseオブジェクトに適用されているPauseアクションを1つキャンセルするのか、全てキャンセルするのかを決める。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと、対象Wwiseオブジェクトに設定されている1つのPauseアクションだけが取り消される。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、Master resumeオプションを選択しない限り、Resumeアクションで再生を再開することができない。Master resumeオプションを選択しないと、Wwiseオブジェクトに設定されたPauseアクションをキャンセルするには、同じ数のResumeアクションが必要となる。

Resume All Except
他を全て再開

一時停止したWwiseオブジェクトのうち、指定したもの以外の全ての再生を再開する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume:対象Wwiseオブジェクトに適用されているPauseアクションを1つキャンセルするのか、全てキャンセルするのかを決める。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと、対象Wwiseオブジェクトに設定されている1つのPauseアクションだけが取り消される。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、Master resumeオプションを選択しない限り、Resumeアクションで再生を再開することができない。Master resumeオプションを選択しないと、Wwiseオブジェクトに設定されたPauseアクションをキャンセルするには、同じ数のResumeアクションが必要となる。

Mute
ミュート

対象Wwiseオブジェクトをサイレンス(消音)にする。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade out time:オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

UnMute

対象Wwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

UnMute All

全てのWwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

UnMute All Except

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Fade in time:オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Set Volume
ボリューム設定

対象Wwiseオブジェクトのボリュームレベルを変更する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトのフェードアップまたはフェードダウンにかかる時間。指定ボリュームがオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。ボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Volume:Wwiseオブジェクトのボリュームレベルの変化。ボリュームレベルの変更は、Volume値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値:0
範囲(Absolute/Relative):-200から200
単位:dB

[注記] 注記

スライダ範囲は、デフォルトで-96から+96までとなっています。スライダ範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Absolute:現在のボリュームレベルを使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative:オブジェクトのボリュームレベルをオフセットする。

Reset Volume
ボリュームリセット

対象Wwiseオブジェクトのボリュームを元のレベルに戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルがオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Volume All
全てのボリュームリセット

全てのWwiseオブジェクトのボリュームを元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Volume All Except
他を全てボリュームリセット

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトのボリュームを元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Set Pitch
ピッチ設定

対象Wwiseオブジェクトのピッチを変更する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトのピッチアップまたはピッチダウンにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチよりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチアップを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Pitch:ピッチの変化。

ピッチ変更は、Pitch値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値:0 範囲(Absolute):-2400から+2400 範囲(Relative):-4800から+4800 単位:Cents

Absolute:現在のピッチ値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative:オブジェクトのピッチ値をオフセットする。

Reset Pitch
ピッチリセット

対象オブジェクトのピッチを、元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値がオブジェクトの元のピッチよりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Pitch All
全てのピッチリセット

全てのWwiseオブジェクトのピッチを元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチ値よりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Pitch All Except
他を全てピッチリセット

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトのピッチを元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチ値よりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Set LPF
LPF設定

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を変更する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが元のLPF値から新しいLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Low Pass:このWwiseオブジェクトに適用するLPFの変更量。LPFの変更は、LPF値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値:0 範囲(Absolute):0から100 範囲(Relative):-100から+100 単位:%

Absolute:現在のLPF値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative:オブジェクトのLPF値をオフセットする。

Reset LPF
LPFリセット

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値(詳細は「WwiseのLPF値カットオフ周波数」参照)から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0
デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset LPF All
全てのLPFリセット

全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset LPF All Except
他の全てのLPFリセット

指定したオブジェクト以外の、全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Set HPF
HPF設定

対象Wwiseオブジェクトに適用するLPFの量を変更する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが元のLPF値から新しいLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

High PassこのWwiseオブジェクトに適用するHPFの量の変更。LPFの変更は、LPF値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値:0 範囲(Absolute):0から100 範囲(Relative):-100から+100 単位:%

Absolute:現在のHPF値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative:オブジェクトのHPF値をオフセットする。

Reset HPF
HPFリセット

対象Wwiseオブジェクトに適用するLPFの量を元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset HPF All
全てのHPFリセット

全てのWwiseオブジェクトに適用するLPFの量を元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset HPF All Except
他の全てのHPFリセット

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトに適用するLPFの量を元の数値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve:異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Set State
ステート設定

指定ステートを起動する。

選択したステートグループとステートをObjects欄に表示する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Group:現在のプロジェクトで設定できるステートグループのリスト。

State:選択したステートグループに設定できるステートのリスト。

Enable State
ステート有効化

対象Wwiseオブジェクトのステートを再度、有効にする。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Disable State
ステート無効化

対象Wwiseオブジェクトのステートを、無効にする。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Set Switch

指定スイッチを起動する

選択したスイッチグループとスイッチをObjects欄に表示する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Group:現在のプロジェクトで設定できるスイッチグループのリスト。

State:選択したスイッチグループに設定できるステートのリスト。

Enable Bypass
バイパス許可

対象Wwiseオブジェクトに適用したエフェクトをバイパスする。

注:Enable BypassアクションとDisable Bypassアクションが 互いに作用し合うのは、両者が同じオプション設定(AllまたはSpecific)の場合に限る。つまり、あるエフェクトにEnable BypassまたはDisable Bypassのどちらかのアクションが実行されていれば、このアクションを解除するには、これと同じオプションを設定した解除アクションが必要となる。

例えば、Enable Bypassアクション(Specific設定)を解除するには、Disable Bypassアクション(Specific設定)を使う。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

All:全エフェクトをバイパスする。

Specific:特定のエフェクトをバイパスする。バイパスするエフェクトを選択する。

Disable Bypass
バイパス解除

エフェクトのバイパスを排除し、このエフェクトを対象Wwiseオブジェクトに再び適用する。

注:Enable BypassアクションとDisable Bypassアクションが 互いに作用し合うのは、両者が同じオプション設定(AllまたはSpecific)の場合に限る。つまり、あるエフェクトにEnable BypassまたはDisable Bypassのどちらかのアクションが実行されていれば、このアクションを解除するには、これと同じオプションを設定した解除アクションが必要となる。

例えば、Enable Bypassアクション(Specific設定)を解除するには、Disable Bypassアクション(Specific設定)を使う。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

All:全エフェクトのバイパスを取り消す。

Specific:特定のエフェクトのバイパスを取り消す。バイパスを取り消すエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect
バイパスエフェクトをリセット

対象オブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

All:全エフェクトのバイパス設定を元の設定に戻す。

Specific:特定のエフェクトのバイパス設定を元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect All
全てのバイパスエフェクトをリセット

全Wwiseオブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

All:全エフェクトのバイパス設定を、全Wwiseオブジェクトに対して、元の設定に戻す。

Specific:特定のエフェクトのバイパス設定を、全Wwiseオブジェクトに対して元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect All Except
他の全てのバイパスエフェクトをリセット

指定したオブジェクト以外の、全Wwiseオブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

All:全エフェクトのバイパス設定を、指定したWwiseオブジェクト以外の全てのオブジェクトで、元の設定に戻す。

Specific:特定のエフェクトのバイパス設定を、指定したWwiseオブジェクト以外の全てのオブジェクトで、元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Trigger

スティンガーを起動させるトリガーを、呼び出す。

選択したトリガーをObjects欄に表示する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Release Envelope

対象Wwiseオブジェクトに関連するエンベロープをリリースする。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Reset Playlist

指定したランダムコンテナまたはシーケンスコンテナのプレイリストを初期状態にリセットする。Continuousモードの再生や現在再生中のサウンドには影響しない。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Seek
シーク

対象Wwiseオブジェクトの再生ポジションを変更する。

現在、再生中でないオブジェクトには、影響しない。

イベントアクションSeekに関する全ての備考と制限事項を確認するには、後述「SeekとSeekAllの備考と制限事項」を参照。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Type:シークポジションの設定方法。選択できる設定値を、以下に示す。

Percent:サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する方法。

Time:シークポジションを絶対値としてファイルの冒頭からの秒数で表現する方法。

デフォルト値:%

Seek percent:サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループするサウンドの50%をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

無限にループするサウンドは、長さが無限のため例外となる。この場合、ループしないものとして実質的なポジションを計算したあと、ループを考慮して適用する。このため、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

ミュージックセグメント内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションであり、オブジェクトの長さは、エントリキューからエグジットキューまでの長さで決まる。このため、エントリキュー前(プレエントリ)やエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークは不可能である。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から100 入力範囲:0から100 単位:%

Seek time:絶対時間を使ってシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループする10秒のサウンドで、10秒をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

同様に、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

ミュージックセグメント内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションである。このため、エントリキュー前(プレエントリ)のシークは不可能である。しかし、このオプション設定ではエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークが可能である。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から3,600 単位:秒

Seek to nearest marker/cue:実質的なシークポジションが直近のマーカーにスナップする。マーカーはwaveファイルに組み込まれているもので、Wwiseにインポートする時に維持される。

ただし、このオプションでミュージックセグメント内をシークすると、Segment Editorでの設定に従い、直近のセグメントカスタムキューまたはセグメントエントリキューに実質的なシークポジションがスナップする。エグジットキューは常に無視される。

SeekAll
全てシーク

全Wwiseオブジェクトの再生ポジションを変更する。

現在、再生中でないオブジェクトには、影響しない。

イベントアクションSeekAllに関する全ての備考と制限事項を確認するには、後述「SeekとSeekAllの備考と制限事項」を参照。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Type:シークポジションの設定方法。選択できる設定値を、以下に示す。

Percent:サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する方法。

Time:シークポジションを絶対値としてファイルの冒頭からの秒数で表現する方法。

デフォルト値:%

Seek percent:サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループするサウンドの50%をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

無限にループするサウンドは、長さが無限のため例外となる。この場合、ループしないものとして実質的なポジションを計算したあと、ループを考慮して適用する。このため、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

ミュージックセグメント内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションであり、オブジェクトの長さは、エントリキューからエグジットキューまでの長さで決まる。このため、エントリキュー前(プレエントリ)やエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークは不可能である。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から100 入力範囲:0から100 単位:%

Seek time:絶対時間を使ってシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループする10秒のサウンドで、10秒をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

同様に、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

ミュージックセグメント内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションである。このため、エントリキュー前(プレエントリ)のシークは不可能である。しかし、このオプション設定ではエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークが可能である。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から3,600 単位:秒

Seek to nearest marker/cue:実質的なシークポジションが直近のマーカーにスナップする。マーカーはwaveファイルに組み込まれているもので、Wwiseにインポートする時に維持される。

ただし、このオプションでミュージックセグメント内をシークすると、Segment Editorでの設定に従い、直近のセグメントカスタムキューまたはセグメントエントリキューに実質的なシークポジションがスナップする。エグジットキューは常に無視される。

Set Game Parameter

ゲームパラメータ値を変更する。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトが設定値までフェードアップまたはフェードダウンするのにかかる時間。指定値がオブジェクトの現在値より大きければ、Time値はフェードアップを表す。指定値がより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Value:ゲームパラメータのターゲット値。値の変更は、Pitch値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

[注記] 注記

デフォルトスライダー範囲は制限されている。スライダ範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Absolute:指定値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative:ゲームパラメータ値をオフセットする。

Bypass Game Parameter interpolation:内部のゲームパラメータフィルタをバイパスできるオプション。

Reset Game Parameter

ゲームパラメータ値をデフォルト値に戻す。

Delay:このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から600 単位:秒

Time:オブジェクトがデフォルト値までフェードバックするのにかかる時間。元の値がオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値:0 デフォルトスライダ範囲:0から10 入力範囲:0から60 単位:秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve:オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Bypass Game Parameter interpolation:内部のゲームパラメータフィルタをバイパスできるオプション。

SeekとSeekAllの備考と制限事項

  • Wwiseオブジェクトを(最初の)サウンドの特定位置から再生し始めるイベントを作成するには、Playアクションを追加して、次にSeekアクションを追加する。

  • シーク時はボリュームのフェードが行われないので、サウンドの再生中にシークすると、クリックが発生することがある。

  • ミュージックプレイリストコンテナ、ミュージックスイッチコンテナ、モーションオブジェクトには、シークを適用できない。

  • プラグインソースのサウンドの場合、プラグインがシークを実装していれば、プラグインがシークを実行する。現在、Silenceプラグインのみがシークに対応している。

  • シークは、再生中のサウンドに限り適用される。このアクションを使ってContinuousシーケンスを構成するオブジェクト間をジャンプすることはできない。

  • シーク位置がサウンドの長さよりも大きい場合は、再生が停止する。

  • 再生中のサウンドの子孫にContinuous(RandomまたはSequence)コンテナがあり、以下の特別なトランジションの1つが設定されている場合は、シークは失敗する。

    • Trigger rate

    • Crossfade (amp)

    • Crossfade (power)

    • Sample-accurate(サンプルアキュレートのトランジションが設定されたContinuousシーケンスでは、再生中のサウンドがシーケンスの第1サウンドの場合に限り、シークが成功する)。

  • Seek timeやSeek percentの場合は、ループ(とループリージョン)が考慮される(Seek percentパラメータやSeek timeパラメータの説明を参照)。

  • シーク後に、ストリーミングによるレイテンシのために再生が遅れることがある。Music Segmentの場合は、この遅れがセグメントのLook-ahead time(Music Trackのプロパティ設定)に等しい。あるセグメントでストリーミングする全ての子トラックのうち、最大のストリーミング用Look-ahead設定値が、そのセグメントのLook-ahead timeとなる。


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