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Event Editor

Event Editorで、プロジェクトのアクションイベントを管理します。アクションイベントとは、オブジェクト、各種構造などに適用する各種アクションのことで、例えばPlay、Pause all、Stop Allなどです。これらのイベントはゲームエンジンに組み込まれ、ゲーム中に適宜トリガーされます。1つのイベントに複数のアクションが入っていることもあります。各アクションの具体的なプロパティや特別条件をここで設定できます。

イベントの中のオブジェクトのステータスを示すEvent Editorの色分けを、以下に示します。

  • - 現在のプラットフォームに含まれるオブジェクト。

  • グレー - 現在のプラットフォームに含まれないオブジェクト。

  • : 関連オブジェクトが欠如しているEvent Action。ターゲットオブジェクトがなければTargetフィールドが赤線で囲まれ、指定したターゲットが見つからない場合も同じです。その時は、オブジェクト名も赤字で表示されます。

項目

内容

Name

イベント名。必ず固有の名前とする。

Event ID

イベントに付けられるID番号。Wwiseでは、必ずイベントに固有の番号が割り振られる。

文字列に対応していないゲームエンジンを使うプロジェクトでは、Event IDをイベント名代わりに利用できる。

Notes

イベントの詳細として、イベントに付随させる追加情報。

 

[イベントアクション]

Event Editorの主要ペイン。イベントのアクションは、ここでリストに入れたり、追加・削除をしたり、編集したりします。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Object Property Settings」ダイアログボックスが開く。列として表示させる可能性のある全てのWwiseオブジェクトタイプの個々のプロパティを選択する。。

アイコン

1つのActionタイプ、または論理的にまとめた少数のActionタイプを示すアイコン。

様々なアイコンの完全なリスト:

  • :Play(再生)

  • :Stop(停止)

  • :Pause(時停止)

  • :Resume(再開)

  • :Break(ブレーク)

  • :Seek(シーク)

  • :Post Event

  • :Volume(ボリューム)

  • :Pitch(ピッチ)

  • :LPF(ローパスフィルタ)

  • :HPF(ハイパスフィルタ)

  • :Mute(ミュート)

  • :Game Parameter(ゲームパラメータ)

  • :State(ステート)

  • :Switch(スイッチ)

  • :Trigger(トリガー)

  • :Bypass(バイパス)

  • :Reset Envelope(エンベロープリセット)

  • :Reset Playlist(プレイリストリセット)

Path

Reset PlaylistActionとそのTargetが、またはActionsが"All"の場合は除外件数が、イベント場所の横に、角括弧で表示される。

本フィールドは、リードオンリーである。

Inclusion

このオブジェクトが含まれるのかどうかを示す。選択すると、このオブジェクトが含まれる。選択しないと、含まれないことを示す。 デフォルトでは全プラットフォームに適用します。 プラットフォーム専用のカスタマイゼーションを設定したり決定するにはLink indicator (チェックボックス左側)を使います。

チェックなしの場合は、Property Editorのプロパティや動作を設定できない。

Notes

このEvent Actionに追加できる、追加情報やコメント。

イベントプロパティ

Eventのプロパティ設定の全ての項目と概要を確認するには、「イベントのアクションリスト」の参照表にあるActionのプロパティ設定を参照。

 

[アクションプロパティ]

選択中のEvent Actionの全てのプロパティを表示したペインで、内容は適宜変わる。Event Actionsリストで選択したActionsタイプによって、リストに表示されるプロパティが変わる。これらは、「Multi Editor」とほぼ同様に編集できる。

各種Event Actionのプロパティ内容を確認するには、次ページ(「イベントのアクションリスト」)に記載された該当Actionのリンクをクリックすること。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

Name

プロパティまたは動作の名前。リストに表示されるプロパティや動作は、選択したEvent Actionによって変わる。

Value

選択中のEvent Actionのプロパティに適したプロパティ値。数値を設定する以外に、動作やプロパティを有効にしたり無効にしたりするチェックボックスのこともある。

ボリュームなどの数値フィールドの場合、プロパティ変更が相対的か絶対的かを指定できます。数値の後に + や - を追加すると、選択したオブジェクトプロパティのオフセットが設定されます。数値の前に記号を追加すると、オブジェクトのプロパティ値がこの数値に変更される。

必要に応じて、Value列には、プラットフォーム間で適用できるかどうかを決めるために、その左側のLinkインジケータが含まれます。詳細については「プロパティ値のリンク・アンリンク」を参照してください。

イベントにActionを追加するための、全てのオプションのリストを表示する。

これを行うには、「Project Explorer - Browser」を起動してオブジェクトまで移動して選択することで、状況に合ったActionを自動的に適用できる。または、リストのグループの中からActionを直接選択することもできる。

選択したEvent Actionを削除する。

「Project Explorer - Browser」が開くので、選択したEvent ActionのTargetとしてアサインするオブジェクトを選択する。

「Project Explorer - Browser」が開くので、選択した"All"タイプのActionに含めたくないターゲットオブジェクトを選択して例外とする。除外すると、他の除外対象があればそれらと一緒に、Actionのすぐ下に表示される。Targetのプロパティで、除外するオブジェクトを指定する。除外対象のリストは、縮小または展開できる。ただし除外件数は、常にPathとTargetフィールドに表示される。


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