バージョン

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Position Editor (3D User-defined)

Position Editor (3D User-defined)で、アニメーションパスを使ってサラウンド環境内のオブジェクトの空間配置を設定します。1つのパスをもとにパスの複数のバージョンを作成して、これらのパスに沿ってオブジェクトの動きを設定できます。また、それぞれのパスの再生方法も設定できます。作成したパスは、ゲーム中のゲームオブジェクトとリスナーの両方のポジションと向きをオーバーライドします。

3D User-definedポジショニングは様々な場面で活用でき、例えばゲームインターフェース、メニュー、場所を特定しないアンビエントサウンド、ボイスなどに使えます。

項目

内容

Name

伝搬動作を適用するWwiseオブジェクトの名前。

Notes

このオブジェクトや適用した伝搬動作についての、追加情報。

 

リストで新規アニメーションパスを作成する。

選択したアニメーションパスをリストから削除する。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

Path Name

アニメーションパスの名前。

Duration

アニメーションパスの長さ。

Random Range

Horizontal

パスを再生する度に、その水平位置をランダム化する。この数値がポイントのXY座標を増減させるオフセット値となり、そのポイントに可能な数値の範囲を指定する。ランタイムにWwiseがこの範囲から数値をランダムに選択して、コントロールポイントの水平位置を決める。

デフォルト値: 0
Range: 0から100
単位: 最大距離に対する%

Vertical

パスを再生する度に、その垂直位置をランダム化する。この数値がポイントのZ座標を増減させるオフセット値となり、そのポイントに可能な数値の範囲を指定する。ランタイムにWwiseがこの範囲から数値をランダムに選択して、コントロールポイントの垂直位置を決める。

デフォルト値: 0
Range: 0から100
単位: 最大距離に対する%

パス上の全てのポイントの垂直ポジション(Z値)のデフォルトは0である。

Play Type

Sequence

アニメーションパスをリストの最初から最後まで順番に再生する。最後のパスを再生したあとは、リストの最初に戻る。

Random

全てのアニメーションパスが再生されるまで、パスをランダムな順番で再生する。

Play Mode

Continuous

全てのアニメーションパスが再生されるまで、パスを次々に再生する。

Step

リストのアニメーションパスを1つだけ再生する。

Pick new path when sound starts

新しいサウンドを再生する度に、そのサウンドがプレイイベントにトリガーされたかどうかに関わらず、強制的に新しいパスを使う。

本オプションを選択すると、Continuous設定のコンテナのサウンドを再生する度に、違うパスを使う。本オプションを選択しないと、Continuous設定のコンテナの全てのサウンドに、同じパスを使う。

本オプションは、アニメーションパスの再生モードをStepに設定した場合に限り、選択できる。

Loop

アニメーションパスを無限に再生するかどうかを指定する。選択すると、パスリスト全体を無限に再生する。選択しないと、パスリスト全体を1回だけ再生する。

本オプションは、Continuousオプションを選択した場合に限り、選択できる。

Transition time

1つのパスが終了してから次のパスが開始するまでに経過する時間の長さを設定する。

本オプションは、Continuousオプションを選択した場合に限り、選択できる。

 

Graph view

水平の3Dサウンドフィールドまたはモーションフィールド内のコントロールポイントのポジションを、2Dで表現した図。 グラフビューにアニメーションパスが表示され、半径やコーン型のバウンダリを作成して水平軸に沿った3D減衰をシミュレーションできる。

グラフビューの中心にズームインする。

グラフビューの表示を、デフォルトのズーム比「1:1」にリセットする。

グラフビューの中心からズームアウトする。

X

現在選択中のコントロールポイントのX座標。X座標は最大減衰距離の割合として表現するので実際の距離に関わらず(距離が0となることもある)、座標値は必ず0から+/-100の間となる。

2つ以上のコントロールポイントを選択すると、このフィールドの数値が「0」となり。これを増減させることで、選択中の全てのコントロールポイントを、現在の数値から増減できる。例えば、2つのコントロールポイントを選択してテキストボックスXに-5と入力すると、両方のコントロールポイントが左へ5%分、移動する。

Y

現在選択中のコントロールポイントのY座標。Y座標は最大減衰距離の割合として表現するので実際の距離に関わらず(距離が0となることもある)、座標値は必ず0から+/-100の間となる。

2つ以上のコントロールポイントを選択すると、このフィールドの数値が「0」となり。これを増減させることで、選択中の全てのコントロールポイントを、現在の数値から増減できる。例えば、2つのコントロールポイントを選択してテキストボックスYに-5と入力すると、両方のコントロールポイントが下へ5%分、移動する。

Z

現在選択中のコントロールポイントのZ座標。Z座標は最大減衰距離の割合として表現するので実際の距離に関わらず(距離が0となることもある)、座標値は必ず0から+/-100の間となる。

2つ以上のコントロールポイントを選択すると、このフィールドの数値が「0」となり。これを増減させることで、選択中の全てのコントロールポイントを、現在の数値から増減できる。例えば、2つのコントロールポイントを選択してテキストボックスZに-5と入力すると、両方のコントロールポイントが下へ5%分、移動する。

From center

Wwiseの単位で表現した、選択したコントロールポイントと半径中心の間の実際の距離。

本フィールドは読み取り専用で、Radiusオプションを選択した場合に限り、選択できる。

Display Options

Show Radius

最大減衰距離の半径をグラフビューに表示する。半径は、最大距離値に対する割合(%)として表示される。

本オプションは、減衰を使わないと選択できない。

Show Cone

サウンドコーンの角度(内側、外側)をグラフビューに表示する。

本オプションは、コーン型減衰を使わないと選択できない。

 

(Timeline)

時間の測定として、コントロールポイントを視覚的に表示したもの。タイムラインの時間は、mm:ss:ms単位で表示する。

タイムライン上の最初のコントロールポイントキーは削除できない。

50%の率でタイムラインの中心にズームインする。

タイムラインが、デフォルトのズーム比1:1にリセットされる。

タイムラインの中心からズームアウトする。

タイムラインをズームアウトできるのは、タイムライン長さまでである。

Linear mode

コントロールポイントをタイムライン上に均等に配置するかどうかを設定する。

選択すると、コントロールポイントがタイムライン上で必ず均等に配置され、キーフレームからキーフレームへと一定のモーションが提供される。選択しないと、コントロールポイントをタイムライン上の自由な位置に配置できるので、キーフレーム間で加速したり減速したりするエフェクトが出る。

Key

選択したコントロールポイントの現在の時間を表示する。

本オプションは、Linearモードでは読み取り専用である。

「Timeline Configuration」 ダイアログボックスが開き、Position Editorタイムラインの特定プロパティや動作を設定できる。


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