バージョン

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Wwise SDK 2021.1.14
リリースノート 2021.1.13

次のセクションでは、Wwiseバージョン2021.1.12とバージョン2021.1.13の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:

以前のバージョンの詳細については、以前のリリースノート をご覧ください。

新機能

  • WG-65199 (wp.py) オーサリングプラグイン部分のためのVisual Studio 2022ターゲットサポートを追加しました。

動作の変更

  • WG-64106 AkGlobalCallbackLocation_Init コールバックはAK::EventMgrスレッドをはじめる前、またはCAkAudioMgr::RenderAudioへのコールよりも前に発行されるようになりました。最も重要な点として、これにより必ず AkGlobalCallbackLocation_Begin やその他のオーディオレンダリング中に発行されるコールバックよりも前に、AkGlobalCallbackLocation_Init コールバックが発行されるようになります。

バグ修正

  • WG-61540 修正済み: ref RegisterCaptureCallback を5次アンビソニック出力で使用しようとする時の、 AkDevice::BaseCaptureCallbackStruct::ConvertForCapture のクラッシュ。なお4次や5次アンビソニック出力をキャプチャした時に、いまだ3次FuMaエンコードのアンビソニックスしか出力されません。
  • WG-61974 修正済み: タイムラインをスクラビングする時にVoice Inspectorで減衰の貢献が表示されないことがあります。
  • WG-63879 修正済み: オーディオフレームよりも小さい解像度でタイムラインカーソルをドラッグした時の、Voice InspectorのContribution Listにおける不正確なデータ。
  • WG-63880 修正済み: Voice Inspectorでタイムラインをズームインした状態で、タイムカーソルを逆に動かした時に、正しい時間にスナップしません。
  • WG-63882 修正済み: 低メモリ状態においてエンジンを終了した時にAkPath.cppでクラッシュします。
  • WG-63956 修正済み: 低メモリの状況下でSoundBank Init.bnkをロードした時に、クラッシュする可能性があります。
  • WG-64172 修正済み: 終了時に3D Userポジショニングオプションを設定したストリーミングサウンドが再生中の場合のAK::SoundEngine::Termのクラッシュ。
  • WG-64365 修正済み: Random ContinuousまたはRandom Stepに設定されたランダムコンテナやミュージックプレイリストを再生している時に、低メモリの状況ではクラッシュやその他のエラーが発生します。
  • WG-64503 修正済み: (Mac Authoring) WwiseConsoleはUNIXの絶対パスを正しく処理しません。
  • WG-64504 修正済み: ミュージッククリップのプロパティカーブは、該当するワークユニットがアンロードされた時に削除されません。
  • WG-64585 修正済み: ワークユニットのリロード後に、割り当てられたメディアIDへの誤った変更。
  • WG-64781 修正済み:ミュージックオブジェクトのMIDIターゲットをミュージックオブジェクトの先祖が指定している場合、このミュージックオブジェクトのMIDIターゲット階層はサウンドバンクに含まれません。
  • WG-64839 修正済み: MFCなしでオーサリングプラグインをビルドすることができません。
  • WG-64957 修正済み:プロジェクトロード時にメディアIDの検証を行うのが、やや遅すぎます。この影響を受けるのはWwise Authoringのローカル再生のみです。
  • WG-64982 修正済み:リストのヘッダ上にマウスを置いた時に表示されるはずのヒント(tooltip)がありません。

コミュニティで報告されたバグの修正

  • WG-61704 修正済み: メータープラグインがActor-Mixer階層のオブジェクト上にある時に、正しく測定されません。
  • WG-61946 修正済み:一部のメモリアドレスでアライメントが不充分です。
  • WG-63559 修正済み: 3D Audioが有効である時に3Dポジションを有するLFEのみのソースを再生すると、クラッシュする可能性があります。
  • WG-63588 修正済み: ミュージックイベントキューとイベントの間で循環参照のあるプロジェクトを開いた時に、クラッシュする可能性があります。
  • WG-63817 修正済み: 新しいファイルが導入されていない時に、プロジェクトファイルAutoDetectedSampleRates.cacheが大きくなります。
  • WG-63852 修正済み: 一部オーディオを5次アンビソニックバスにパンニングした時に、CAkSpeakerPan::ComputeSN3DphericalHarmonicsにおけるスタックオーバーフロー。
  • WG-64285 修正済み: バスやAuxバスのプロパティが、祖先オブジェクトに設定されているRTPCやステートの影響を受けます。このバグが発生するのはWwise Authoringにおいてだけです。
  • WG-64287 修正済み: Wwise Profilerがゲームに接続している時のクラッシュやメモリストンプ。
  • WG-64478 修正済み: ワークユニットのリロード中の、意図せぬオブジェクトIDの再割り当て。このような変更はあるワークユニットから別のワークユニットに、オブジェクトを移動した時に発生します。
  • WG-64495 修正済み:低メモリのシナリオにおけるAk3DAudioMixer::TriageAndMix中のクラッシュ。
  • WG-64496 修正済み:ミュージックスイッチコンテナの中に、このコンテナのプロジェクト階層上の子ではないスイッチターゲットが含まれる場合、このコンテナはサウンドバンクに正しくパッケージングされません。
  • WG-64669 修正済み:ミュージックプレイリストコンテナにおいて、必須プロパティ値を検証しないトランジションのデッドロック。
  • WG-64683 修正済み:サウンドバンクのゲームシンクの除外が、インタラクティブミュージックオブジェクトで機能しません。
  • WG-64842 修正済み: Project Loadログに特定のメッセージが含まれている時にWwiseがクラッシュします。
  • WG-64849 修正済み:Listener Relative Routingを設定したバス構造によっては、2つのMaster Audio Busが誤って1回のティックで同じOutput Deviceに対して2回送信され、オーディオが失われるなどのエラーが発生することがあります。
  • WG-64898 修正済み:Music Stingerの親オブジェクトがサウンドバンクにパッケージされません。

ドキュメントの改善


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