バージョン
MIDIコンテンツをミュージック階層で再生すると、ミュージックオブジェクトがアクターミキサー階層にあるMIDIターゲット(つまりインストゥルメント)にMIDIデータを送信します。MIDIターゲットに対して再生される実際のオーディオコンテンツは、MIDIソースの保存場所で再生されるのではなく、Actor-Mixer Hierarchy上で再生されます。つまり、ミュージックオブジェクトに設定されたボイスプロパティは、再生されるインストゥルメントに影響しません。
例えば、ミュージックセグメントやミュージックトラックに設定されているボイスボリュームは、アクターミキサー階層にあるピアノインストゥルメントに影響しません。ピアノのボイスボリュームを変更するには、MIDIソースではなく、ピアノオブジェクトのボイスボリュームを直接、変更する必要があります。
ミキシングをしやすくするために、インストゥルメントコンテンツとミュージックオーディオコンテンツを合わせるためのバス階層を作成できます。インストゥルメントとミュージックトラックを1つのバスにルーティングすることで、統一されたオーディオミキシングポイントを確保できます。