バージョン

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Wwise SDK 2022.1.12
リリースノート 2019.2.3

次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.2とバージョン2019.2.3の間での変更点を挙げ、説明します。一部の次世代プラットフォームに関して、その固有情報を見るには、Audiokinetic Launcherで該当するオフラインドキュメンテーションをダウンロードしてください。以前のバージョンの詳細については、以前のリリースノート をご覧ください。

プラットフォームSDKアップデート

  • Stadia SDK: SDK 1.47にアップデート。

新機能

  • WG-46202 Motion Source用に "Haptics 2 channel" Actuator Configurationを追加しました。これは精度の高いモーションデータに対応したデバイス用の波形を生成するもので、非同期のデュアルモーター振動を使うゲームパッドの動きをシミュレーションします。
  • WG-49127 高性能の動作を目標とする新しい実験的WEM Opusコーデック。

動作の変更

  • WG-49250 SCE Audio3d Bed Outputのチャンネルコンフィギュレーションを変えても、SCE Audio3d Object PannerでキャプチャしたObjectのボリュームは変わらなくなりました。これまでAmbisonics 2-2やAmbisonics 3-3のチャンネルコンフィギュレーションでミキシングしてきたプロジェクトでは、この変更に対応するためにObjectのボリュームに+2dbほど(前者)、または+4dbほど(後者)の調整が必要となるかもしれません。
  • WG-49252 オブジェクトとしてSCE Audio 3D Object Pannerを通して送られるマルチチャンネルオーディオが、単一チャンネルのオブジェクトにミックスダウンされなくなりました。その代わりに、各チャンネルを個別オブジェクトとしてSceAudio3dに送るようになりました。このようにポジショニングが変わり、ミックスダウンが行われなくなったので、その分、マルチチャンネルオブジェクトのボリューム調整が必要となるかもしれません。

パフォーマンスの変更

  • WG-48965 規模の大きいプロジェクトの、Project Explorerのリフレッシュスピードを速くしました。
  • WG-49160 リモートコネクション経由の操作が、劇的に速まりました。

その他の変更

  • WG-48818 現在、Wwiseプラグインdllの vc_150 バージョンと vc_160 バージョンを配布中です。
  • WG-49009 rpmallocのシンボルをデコレートし、すでに利用されているものとのコンフリクトを回避しました。

バグ修正

  • WG-46049 修正済み: プロジェクトロード中にウィンドウがモーダルになりませんでした。
  • WG-46627 修正済み: Wwiseでカスタムプロパティをライブエディットしても、ゲーム内の値は更新されませんでした。
  • WG-47356 修正済み: オブジェクトを開いたりビューを切り替えたりしたときに、Notesフィールドがポップアップすることがありました。
  • WG-47646 修正済み: Capture Logがカーソル位置に正しくスクロールしませんでした。
  • WG-48755 修正済み: Convolutionプラグインでカスタムメモリアロケータを使うと、memory stompの可能性がありました。
  • WG-48766 修正済み: Perforceサーバの名前にプロトコルプレフィックスを使うと、コンフィギュレーションからサーバ設定が削除されました。
  • WG-48771 修正済み: Perforceプラグインの設定を2回目に変更したときに、すぐに設定が使われませんでした。
  • WG-48776 修正済み: カスタムプロパティのあるサウンドを再生すると、アサートがありました。
  • WG-48799 修正済み: ゲームでSwitch Containerを再生中にWwiseを接続すると、意図せず別のSwitchにトランジションしてしまうことがありました。
  • WG-48822 修正済み: ストリーミングのOpusボイスをループ中に、再生が一時停止しました。
  • WG-48855 修正済み: Wwiseを長い間接続せずにゲームを実行すると、アサート (AkBehavioralCtx.cpp) がありました。
  • WG-48907 修正済み: SoundBank Editorで、一部のコーデックが誤ったデコードサイズで報告されました。
  • WG-48922 修正済み: (Mac Authoring) アイドル時にCPUを多く消費しました。
  • WG-48976 修正済み: iOSの割り込みハンドラの保護コードが、前回のマイナーリリースで誤って削除されてしまいました。
  • WG-48999 修正済み: New Projectダイアログのデフォルトが、ホストのDocumentsディレクトリではありませんでした。
  • WG-49017 修正済み: AkMemSettingspfFalign コールバックのNullポインタが、メモリマネージャの初期化中に検証を通過しました。
  • WG-49023 修正済み: Unrealで、StateGroup IDを0にできました。
  • WG-49072 修正済み: (WAAPI) ak.wwise.core.object.create コールでNotesを提供しても、そのNotesが追加されませんでした。
  • WG-49089 修正済み: チャンネル数が奇数のオーディオをリサンプルするときに、アレイのout-of-boundsアクセスとなる可能性がありました。
  • WG-49249 修正済み: SCE Audio3d Bed Outputをプライマリシンク(primary sink)として、Wwiseでいくつかのやり取りを実行したときに、Wwise Authoringでデッドロックが発生しました。
  • WG-49264 修正済み: (Stadia) AkPlatformInitSettings::sampleTypeAK_INT に等しいと、5.1 Surround Audioチャンネルモードでクラッシュする可能性がありました。
  • WG-49303 修正済み: アライメントが16バイトより大きいアロケーションを実行中にメモリ不足になると、 rpaligned_alloc がクラッシュしました。
  • WG-49393 修正済み: Event名が数字で、ゼロで始まる場合、異なる複数のEventであっても、生成されるヘッダファイルで1つのエントリだけとなってしまいました。

コミュニティで報告されたバグの修正

  • WG-45240 修正済み: File Managerでファイルの削除や移動をすると、クラッシュしました。
  • WG-45734 修正済み: File ManagerでFlatモードでソースを検索すると、クラッシュしました。
  • WG-48584 修正済み: Loudness NormalizationがExternal Sourcesで作動しませんでした。
  • WG-48625 修正済み: Actor-Mixerに.wavファイルをインポートするためにオブジェクト上にドラッグすると、クラッシュしました。
  • WG-48937 修正済み: (Nintendo Switch) Target Managerの接続を使って接続すると、クラッシュすることがありました。


参照

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