レッスン 5

目次

Wwise Synth One

メモリに保存したオーディオソースから読み込む代わりに、WwiseのSynth Oneプラグインを使いコンピュータ生成音をDigital Signal Processing (DSP) で作成することもできます。このDSPプラグインはプロセス負荷が非常に低く、ローエンドデバイスでこのプラグインをオーディオソースとして使えば、リソースをほとんど使用せずにすみます。しかし最も良いのは人工音やリアルでない音に使うことで、例えばUIや、インタラクションに対するシンプルで短いフィードバック音などに適しています。それではSynth Oneを使い、ピックアップ用のSound SFXを生成してください。

  1. プラットフォームセレクタで、Androidが選択されていることを確認します。

  2. サーチフィールドで‘Pickup Misc’を検索し、Pickup_MiscというSound SFXを選択します。

    Contents Editorに、2つのオーディオソースが表示されます。PickupというWAVオーディオファイルが1つと、Pickup_SynthOneというWwise Synth Oneが1つです。

  3. Content EditorでWAVがUseで有効になっていることを確認し、Use列の上のインジケータを右クリックし、Unlinkを選択します。

  4. Pickup_SynthOneのUseオプションを選択します。

  5. Transport ControlでPlayをクリックして、結果を聞きます。

    これで、AndroidプラットフォームではWAVファイルを再生せずに、Synth Oneプラグインだけを使うようになり、音はコンピュータ生成音なので、ランタイムメモリは使われません。


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